2012/08/05

愛の雨~ラブレイン19話 vol.1

LOVERAIN19話に入ります。

さっそくどうぞ


何か気になるお店じゃありません?手前にドーンと置いてある人形といい…。




+-+-+-+

「ハナ…」

ジュンが呟いたその声に、ユニはハッとして向こうを振り返った。
そこにあったのは、自分を見つめて涙を流す娘の姿だった。

ハナは思わず母に抱きしめ、その細い肩で言葉もなく泣いた。

+-+-+-+

「お母さん、疲れたでしょ。お腹すいたでしょ。何か作るよ。何食べる?お母さん」

自宅のドアを開けるなり、ハナは母が口を開く隙を与えたくないかのようにキッチンへ向かう。
そんな娘の背中を見つめ、ユニは静かに声を掛けた。

ユニ「ハナ」
ハナ「何?」
ユニ「大丈夫よ。お母さんの目が良くないこと、いつかはこうなるってこと、全部分かっていたことでしょう?」

ハナは黙って頷いた。

ユニ「これまでずいぶん準備をして来たわ。目が見えないだけで、私たちが別れ別れになるわけじゃない。悲しむことはないのよ。分かるわね?」

もう一度黙ったまま頷く娘をまっすぐに見つめ、ユニは優しく微笑んだ。

ユニ「大丈夫よ」
ハナ「・・・。」
ユニ「大丈夫」
ハナ「…うん」

+-+-+-+

一人、温室で泣いているハナの電話が鳴った。

ハナ(電話)「…はい」

ジュンが様子を探るように声を掛ける。

ジュン(電話)「無事帰ったか?お母さん、どうなさってる?」
ハナ「お母さんは大丈夫だって言うの。具合が悪いのは全部分かってたから…だから大丈夫だって」
ジュン「・・・。」
ハナ「方法はあるはず。私も頑張って探してみるから…」
ジュン「そうだな。俺と一緒に探そう」
ハナ「…えぇ」

受話器の向こうで、言葉に詰まったハナの泣き声が響いた。

ジュン「・・・。」
ハナ「私、何も知らないで…。私…」
ジュン「どこにいるんだ?」
ハナ「温室に作業しに来たんです。ソ・ジュンさんは…もう帰ったんですか?」
ジュン「…切るぞ」

ジュンは車を下り、ハナの家の方へと続く道を走りだした。

+-+-+-+

「いつもこうなんだから…」

ハナは涙をすすり、切れた電話をうらめしそうに見つめた。

立ち上がり作業に戻ると、突然入り口に誰かが駆け込んできた足音が響く。
振り返った彼女は目を丸くした。

ハナ「!」
ジュン「・・・。」
ハナ「ここまで…どうして」
ジュン「俺が必要かもしれないと思ったんだ」

まだ息を切らして立っている彼を、ハナはじっと見つめる。
何も言わないジュンに彼女が戸惑って俯くと、彼はまっすぐ近づき、彼女を強く抱きしめた。

ジュン「・・・。」
ハナ「・・・。」

彼の腕の中で閉じたハナの目から、一筋の涙が流れた。

ハナ「…必要です」
ジュン「・・・。」
ハナ「辛くて…怖かった」
ジュン「・・・。」
ハナ「私でもこうなのに、お母さんはどんなに辛いか…すごく心配で」
ジュン「大丈夫…大丈夫だ」



俺がついてる…不安に震える彼女に必要なものは、どんな言葉よりも、安心して寄りかかれる彼の存在そのものだ。
ジュンは彼女の細い体をただしっかりと包み込んだ。

+-+-+-+

本をどっさり出してきてベッドの上に置き、ユニはその中の1冊をめくった。

ページの上を手でなぞり、目を閉じてみる。
そこには、ハングルの母音が浮き出ていて、その下に対応する点字が並んでいた。



左から順にゆっくりと指で確かめるようになぞっていく。
そうやって粛々と、ユニはそう遠くない日への準備を進めていた。

+-+-+-+

イナも一人、デスクでコンピューターに向かっていた。
ユニの目の症状についての資料を探し、じっと見つめる。
調べれば調べるほど一人ではどうにもならず、彼は電話を手に取った。

電話の向こうで、ドンウクが答える。「完治は期待できそうにない」と。
茫然と電話を切り、イナは長い間デスクに向かったまま動けずにいた。

+-+-+-+

いつもと変わらぬ美しい朝が来た。

ハナ「お母さん、まだ時間かかる?」

ハナが母の部屋の前で声を掛けると、すぐに扉が開いた。
身支度を整え、バッグを提げてユニが出て来る。

ユニ「もう終わったわ。せっかちなんだから。一人で行くって言ってるのに、一緒に行くだなんて」
ハナ「一人で病院行くの、退屈でしょ?」

二人が玄関へ向かおうとすると、チャイムが鳴った。

ユニ「?」
ハナ「あ、また教授がいらっしゃったみたい」

表情を曇らせるユニを残し、ハナが玄関へ向かって扉を開けた。
入って来たイナは奥にいるユニをチラリと確認し、ハナに尋ねる。

イナ「病院に行く日だろう?」
ハナ「はい。今、行こうとしてたところなんです」
イナ「私の車で行こう。そうすれば楽だろう?」
ハナ「・・・。」
ユニ「いいんです。ハナと二人で行くことにしましたから」
イナ「・・・。」
ハナ「お母さん…。ここまでいらっしゃったのに」
ユニ「・・・。」
ハナ「ちょうどいいわ。私、今日早く学校に行くね」
イナ「?」
ユニ「あなた…今日は授業がないって言ったんじゃなかったの?」
ハナ「ううん。行かなきゃ。行かなきゃダメなの」

ハナはイナに向き直り、微笑んだ。

ハナ「教授。お母さんのこと、よろしくお願いしますね」

イナが頷くと、ハナは一人、先に出掛けて行った。

ユニ「・・・。」

+-+-+-+

病院の待合室で、ユニとイナは並んで座っていた。
ユニは変わらず硬い表情のまま、顔をイナに背けていた。

イナ「ただ病院まで連れて来て、家まで送りたいんです。僕のことをただ運転手だと、その程度に考えてくれないかな」
ユニ「そんな風には思えません」
イナ「それでも僕は…」
ユニ「イナさんがこうして訪ねて来たら、安心して病院に来ることも出来ません」
イナ「・・・。」
ユニ「また逃げ出すしかないわ」
イナ「・・・。」
ユニ「落ち着いて治療を受けさせてください。私の病状が悪くなるのを望んでいるのでないなら、もう来るのはやめてください」
イナ「・・・。」
ユニ「それが私のためになることなんです」

イナは何も言えず、俯いた。

ユニ「子どもたちにも負担を掛けたくありません。あなたがこんな様子だったら、あの子たちどうしていいか分からなくなるわ」
イナ「…ただ友人としてそばにいることも叶わないのか?」
ユニ「えぇ」
イナ「・・・。」

診察室の扉が開き、中から出てきた看護師がユニの名を呼んだ。
一緒に立ち上がったイナを視線で制し、ユニは一人診察室へと消えていった。

+-+-+-+

ホワイトガーデンに戻ってきたジュンに、ソノが資料を差し出した。
黙って受け取ったジュンがそれを開く。

ソノ「とりあえず手術を受ける気になられて良かったけど、手術についてちゃんと知っておかないとな。お前がハナさんに説明してやってくれよ」

ジュンが溜息をつく。

ジュン「最近ろくに会えもしないのに、俺に説明できるか分かんないな」
ソノ「会ってないのか」
ジュン「・・・。」
ソノ「病気のこと知ったから、きっとお母さんともっと一緒に過ごしたいんだ」

ジュンは資料から窓の外に視線を移し、長く息をついた。

ソノ「教授、ハナさんのお母さんと一緒に、うちの父さんの病院にいらっしゃってるって」
ジュン「・・・。」
ソノ「教授も心配なさってるのは分かるけど…それでいいのか?」
ジュン「何が?俺とハナはどうなってるのかって?」

ソノが心配そうな目で何か言いたそうに口をつぐむ。
ジュンが彼の目をじっと見つめ返すと、外で声がした。

チャンソル「ジュン!ちょっと出て来いよ!」

ジュン「・・・。(ソノに)いないって言ってくれ」

ジュンは資料に視線を戻した。

チャンソル「お前が来ないんなら、この子は俺が連れてっちまうぞーー!」
ジュン「?」

2階のバルコニーに出てみると、背を向けている女の子の横で、チャンソルが嬉しそうにジュンを見上げた。

チャンソル「連れてっていいか?」



背を向けていたハナが振り返り、ジュンを見上げてニッコリと微笑んだ。
その笑顔にニコリともせず、ジュンはチャンソルに憎まれ口を叩く。

ジュン「誰を連れてくって?!」

#可愛すぎて直視できないから、とりあえずチャンソルに文句言うジュン師匠

+-+-+-+

2階へ上がってきたハナを、ジュンは思い切り抱きしめた。

ジュン「なぁ、俺たちめちゃくちゃ久しぶりだって知ってたか?」
ハナ「まだ1週間よ」

ジュンは体を離すと、彼女の目を覗きこんだ。

ジュン「今日、お母さんの病院について行くって言ってなかったか?」
ハナ「…教授がいらっしゃったの。病院まで送っていくって」
ジュン「…そうか」
ハナ「・・・。」
ジュン「出掛けよう」
ハナ「?」
ジュン「(ニッコリ)デートだ。そのつもりで来たんじゃないのか?」

ハナの顔がパッと輝いた。

ハナ「本当?!」
ジュン「(笑)デートがそんなに嬉しいか?」

ジュンが彼女の頬をぎゅっとつまむと、ハナが楽しそうに笑った。

ハナ「私たち、一度もまともにデートしたことないでしょう?」
ジュン「ん?じゃ、今までしたのは何だよ?」
ハナ「ただご飯食べて、お茶して、映画見て、遊園地行って…。そんな平凡なデート、一度もしたことないから」
ジュン「・・・。」
ハナ「何か変でしょ?私たち」
ジュン「何が変なんだよ。俺は特別なのが好きなんだ」
ハナ「じゃ、今日ちゃんとやってみましょうよ。平凡なデート。あ、ところで今日撮影ないんですか?」
ジュン「んー、ないはずだけど?」

そのとき、騒がしく助手が階段を駆け上がってきた。

助手「撮影の準備すっかり出来てるのに…」
ジュン「!」

肩を落とすジュンにお構いなく、助手はハナの姿を見て歓声を上げた。

助手「おっ!ハナさん!」

ハナを指差し、ジュンの表情をチラリと窺った助手を、噛み付くように睨むジュン。
そんなジュンを見て、ハナがニヤリと笑った。

ジュン「(咳払い)2時間以内に終わらせるから。待ってな」

ジュンは彼女の肩をポンと叩き、階段を降りていった。

助手「2時間?!2日じゃなくて2時間?!」

助手は呆気にとられてハナに笑いかけた。

助手「(ジュンを指さし)天才ですから」

+-+-+-+

モデルの前でジュンは次々とシャッターを切った。

エージェント「今日はコンディション良さそうだな。絵もいいしテンポも早い。いいことでもあったのか?」
助手「へっ(笑)全部愛の力ですよ」
スタイリスト「偉大なる愛のねっ」

二人が顔を見合わせて笑うと、ジュンがファインダーから目を外し、二人を睨んだ。

ジュン「何だって?」

+-+-+-+

ホワイトガーデンの庭ではハナが植えた苗が大きく育ち、色とりどりの花を咲かせていた。
持って来たカメラを向け、ハナはその姿を次々に収めていく。



すると、ソノが診察を終えた患者を見送りに出てきた。
咄嗟にハナは彼に向け、シャッターを切る。

ソノ「何するんですか。変な顔で映ったでしょ」

慌てるソノにハナはイタズラっぽく笑ってみせた。

+-+-+-+

ソノとハナは庭のテーブルに腰を下ろした。

ソノ「ジュンにファイルを渡しておきました。しっかり読んでくださいね。患者の家族たちの心構えも書いてありますから」

ハナが頷く。

ソノ「参考にしてほしいんです」
ハナ「ありがとうございます。教授にもお見せしなきゃ」
ソノ「・・・。」

#↑心配で何か言いたいけど言葉が出て来なくて口だけ開ける、ソノがときどきやる表情、すごく好き。彼の優しさが溢れてますわ。

ハナ「教授がいらっしゃると素っ気ない態度ばかりしてるけど、お母さんきっと…心の中では癒しになると思うんです」

ハナの口調はとても落ち着いて、淡々としていた。

ソノ「ハナさんは…どうなんですか?」
ハナ「私は…ソ・ジュンさんが望むとおりにすることにしたんです。別れようっていう言葉以外は。それは絶対ダメ」

そう言ってハナはクスっと笑ってみせる。

ソノ「良かった。そんなふうに思ってるなら」
ハナ「でも、私って図々しいですよね」
ソノ「(微笑)」
ハナ「ソノさんには助けてもらってばかりで…。何か役に立てること、ありますか?私がしてあげられること」
ソノ「ハナさんにしか出来ないこと、一つあるんだけど」
ハナ「何ですか?」
ソノ「・・・。」

しばらく躊躇った彼は、静かに口を開いた。



ソノ「いつまでも…僕のそばにいてくださいね」
ハナ「?」
ソノ「…友だちとして」
ハナ「・・・。」
ソノ「・・・。」

「友だちとして…か」

ふいに背後から飛び込んできた声に、二人はハッとして振り返った。
チョンソルが後ろのテーブルで立ち上がる。

チョンソル「こんなじれったいもん初めて見たな。全く…」

彼が舌打ちして去って行くと、ソノはハナに苦笑いした。
そこへ、入れ替わるようにジュンが走ってくる。

彼は腕の時計を覗くと得意そうに微笑んだ。

ジュン「1時間48分!俺って天才だろ」

+-+-+-+

二人は小さなレストランでテーブルを囲んでいた。
並んだ料理を眺めて、ジュンがふいに嬉しそうに笑った。

ジュン「そういえば、これって俺たち出会ってから初めて食べた料理だよな」
ハナ「あ、日本で!ふふっ、ホントだ」

日本で出会った二人がお腹を空かせて入ったのがオムカレーの店だった。
「るるる♪」…二人の脳裏にあのときのことが瞬時に蘇る。
ジュンは穏やかに微笑んだ。

ジュン「あのときはあんなにたくさん食べてたのに、最近何で食べないんだ?」
ハナ「・・・。」
ジュン「そんなに俺に可愛く見られたいのか?」
ハナ「(笑)あのときは一晩中山で待ってて、お腹ペコペコだったでしょ。それに、この頃は…」

ハナが顔を曇らせ、俯いた。

ジュン「・・・。この頃は?悩み事も多いし…それで食べられないのか?」

顔を上げ、ハナはニッコリと笑う。

ハナ「悩みなんてありません。一緒にいられればいいの」
ジュン「(微笑)ところでさ」
ハナ「?」
ジュン「ソ・ジュンさんって…そんなふうに呼ぶの、やめてくれないかな」

ハナが大きな目をパチパチと瞬かせる。

ハナ「どうして?」
ジュン「まぁ…オッパとか、ダーリンとか」
ハナ「・・・。」
ジュン「いろいろあるだろ」
ハナ「えっ(苦笑)私、そんな呼び方一度もしたことないのに」
ジュン「だからさ。二人でいるときに言えばいいだろ?」
ハナ「(赤面)」
ジュン「うーん。そうだ、俺たち二人だけで使えるニックネームを決めるんだ。お前にピッタリなのがあるんだけど」



#何なんですか、さっきから春のそよ風のようなその甘い話し方と眼差しは。どうしろと言うんですか。

ハナ「…何ですか?」
ジュン「るるる♪」
ハナ「そんなのイヤ!」
ジュン「何で?イヤか?るるる?」
ハナ「・・・。(イジイジ)」
ジュン「(笑)美味しいな、るるる♪」
ハナ「イヤだってば」
ジュン「よく食べるなぁ、るるる♪」
ハナ「・・・。」
ジュン「もっと食べろよ、るるる♪」

思わずハナが吹き出すと、ジュンも楽しそうに声を上げて笑った。

ジュン「平凡な恋愛なら、平凡に”ダーリン”とか、そういうこと言わないのか?」
ハナ「じゃあ平凡な恋愛は取り消し!」

ジュンが笑ったとき、携帯が鳴った。
画面を見て考えるジュンの様子に、ハナが何気なく尋ねた。

ハナ「誰ですか?」

ジュンはそれに答えず、硬い表情で電話をとる。

ジュン(電話)「えぇ、母さん。僕です」

+-+-+-+

ヘジョンは自宅のダイニングにいた。
電話をする彼女のそばで、コックと家政婦が食事の盛り付けをしている。

ヘジョン(電話)「どこなの?今何してるの?ちょっと家に帰ってきて」
ジュン(電話)「今は無理です。忙しいんですよ」
ヘジョン「用があるのよ。時間を作ってちょうだい」
ジュン「時間がないって言ってるんです。また今度」
ヘジョン「!」

慌てて声を掛ける間もなく、電話はあっという間に切れた。

+-+-+-+

黙って食事に戻ったジュンに、ハナがたまらず声を掛けた。

ハナ「帰ったほうがいいんじゃないですか?」
ジュン「また今度帰ればいい。平凡なデートをちゃんと終わらせてからな」
ハナ「・・・。」
ジュン「・・・。」

心配そうに見つめるハナに、どこか居心地悪そうにジュンが俯く。
そこへ、今度はハナの携帯が鳴り始める、。

画面には「ソ・ジュンさんのお母さん」と大きく表示されていた。
戸惑ったハナがジュンを見る。

ジュン「出るな」
ハナ「そんなこと出来ないわ」

ハナは携帯に手を伸ばした。

ジュン「出るなよ」
ハナ「お母さんでしょう?」
ジュン「・・・。」

ハナは応答ボタンを押した。

ハナ(電話)「はい」

そう答えるなり、弾丸のような声が飛んでくる。

ヘジョン(電話)「今誰といるの?」
ハナ「あの…」
ヘジョン「ジュンといるんでしょ。そうなの?」
ハナ「・・・。」
ヘジョン「あれほど言ったのに、まだそういうつもりなのね!」
ハナ「・・・。」

じっと黙っているハナの表情をジュンが覗きこんだ。

ヘジョン「自分の母親が病気なのに、そんなことしてていいの?しかも、母親の恋人の息子よ!自分たちの親のことも考えないの?!」
ハナ「・・・。」

何も言えないハナの電話を黙って取り上げると、ジュンはそれを自分の耳に当てた。

ジュン(電話)「母さん。僕に言ってください」
ハナ「!」
ジュン「母さんの八つ当たりは僕にぶつけろと言ってるんです」
ヘジョン「何ですって?八つ当たり?!…二人共今すぐ来なさい。来なきゃ私からその子に会いに行くわよ」
ジュン「行かないと言ったでしょう」

ジュンは電話を切った。
乱暴にテーブルに置かれた電話を見つめるハナの目が悲しく翳る。

ハナ「行きましょう」
ジュン「…何だって?どこ行くんだよ」
ハナ「来なさいっておっしゃってるでしょう。行きましょうよ」
ジュン「行かなくていい。会わなくたって関係ないから」

ムッとした表情で、ジュンは再び食事を始める。
黙って考えていたハナは、躊躇いながら口を開いた。

ハナ「…オッパ」
ジュン「…?!」
ハナ「そう呼べるように努力しますから」

赤く頬を染めるハナを、ジュンはじっと見つめた。

ハナ「私たち逃げたりしないって、そう決めたでしょう?」

瞳が柔らかくなり、彼は小さく頷いた。

+-+-+-+

ダイニングテーブルに大人数の食事の用意を整えるヘジョンを、ミホが手伝っていた。
そのとき、エレベーターの扉が開き、ジュンがハナを連れて入ってくる。

しっかり握られた手。
恐る恐るハナが顔を上げると、ヘジョンが静かに声を掛けた。

ヘジョン「来たわね」

ソファに座っていたドンウクとチャンモが驚いて立ち上がった。
ハナとヘジョンの間を計りかね、チャンモが戸惑ってヘジョンを見る。

チャンモ「ヘジョン?」
ドンウク「君は…」

ヘジョンの目は、繋いだ二人の手に釘付けになった。

ヘジョン「何て図々しいの?!ここをどこだと思って…」
ジュン「母さん」

チャンモがたまらず間に入った。

チャンモ「(ヘジョンに)何言ってんだ。お前が呼んだから来たんだろ」
ジュン「(ヘジョンに)なぜ呼んだんですか」
ヘジョン「話がしたくて呼んだのよ」

ジュンが小さく周囲に目を走らせる。

ジュン「ここで?」
ドンウク「ヘジョン、お前一体何のつもりだ?」

うんざりしたジュンが視線を窓の外に逸らした。

チャンモ「全くだ。何のためにこんなおかしな場を設けるんだよ」
ヘジョン「・・・。」
チャンモ「このためにわざと俺たちを呼んだのか?」
ヘジョン「わざとじゃないわ。ときどきこうして会って食事だってしてるのに、そんなこと考えもしないわよ」
一同「・・・。」
ヘジョン「皆が来る前に二人を呼んで話そうと思ったんだけど、こうなってしまったの。それだけよ」

ミホが助け舟を出した。

ミホ「お父さんとおじさん、私が早く連れて来ちゃったのよ。元々夕食の集まりのはずだったの」

ヘジョンの声にさらに力がこもる。

ヘジョン「今日はね、ジュンとミホの結婚話をするために呼んだの」

全員が目を丸くした。

ドンウク「何言ってるんだ?」
ヘジョン「・・・。」
ドンウク「(ジュンとハナを指し)この子たちはどうするつもりだよ」
ヘジョン「だから話をしなきゃいけないのよ。(ハナたちを見て)この子たちがつき合ってるだなんて話になる?」
一同「・・・。」
ヘジョン「あなたたちはジュンの父親の友人なんだし、大人がちゃんと言って聞かせなきゃダメよ」
ジュン「母さん」
ヘジョン「座りなさい。話しましょ」
ジュン「今ここで言います。もうハナに電話しないでください。会いに行くのもやめてください」
ヘジョン「大人の前で何の真似なの?」
ドンウク&チャンモ「・・・。」
ジュン「(ドンウクたちに)すみません、おじさん。(?)」
チャンモ「いや、いいんだ。俺たちの方こそすまんな」
ドンウク「あぁ。こんなことになってすまない。(ハナに)すみません」

ミホが大きな目を見開いた。

ミホ「お父さん!あたしたちがどうして謝らなきゃいけないのよ!」
ドンウク「お前、もうここに出入りするな」

そう言い放ち、ドンウクはヘジョンに冷たい視線を向けた。

ドンウク「ヘジョン、二度と俺たちをこんなふうに引っ張り込むな」
ヘジョン「ドンウク兄!」
ドンウク「(チャンモに)俺たちはこのまま帰ったほうがいいな。行こう」
ミホ「お父さん!」
ドンウク「お前は黙ってなさい!(チャンモに)帰ろう」
チャンモ「あぁ。飯はまた俺たちだけで食おう。(ヘジョンに)ヘジョン、お前の言うとおり大人の立場から見れば気に食わんかもしれんがな、子どもたちだってもう大人なんだ。息子の意思だって尊重してやらなきゃダメだ。そんなふうにするなよ」
ヘジョン「・・・。」
ドンウク「行こう。(ハナに)また病院で会いましょう」

ドンウクたちが出ていくと、ミホは悔しそうにハナを睨みつけ、父の後を追った。

ヘジョン「はっ、何てことなの?あなたたちのせいで赤っ恥をかいたわ」
ジュン「どうしてこんなことばかりなさるんです?」
ヘジョン「母さんの言うことを最初から聞いてれば良かったのよ!」
ジュン「僕とミホになぜこんな場を設けようとなさるんですか?」
ヘジョン「あなたたちのことは到底認められないのに、どうしてこんなことばかりさせるのよ!(ハナに)本当に別れられないの?」
ジュン「母さん!僕に言ってください」
ヘジョン「あなたね!母親の面倒をみるべきじゃないの?ブラブラ遊んでるなんて!」
ハナ「・・・。」
ヘジョン「母親をこの子の父親に押し付けて、自分はこの子に会ってるわけ?」
ジュン「母さん!」

苛立ちを募らせたヘジョンは、ジュンの一喝でかろうじて息をついた。

ジュン「(ハナに)出ててくれ。外で待ってるんだ」
ハナ「…少しだけ」

ハナは胸の前に大切に抱えた小さな植木鉢を差し出した。

ハナ「花がお好きだと聞いて持って来たんです」
ヘジョン「?!」

ハナはその植木鉢をコーヒーテーブルの隅にそっと置いた。

ハナ「じゃあ、またお邪魔します」
ヘジョン「来ないで!!!ここをどこだと思ってるのよ!!!」
ハナ「・・・。」

ジュンに促され、ハナは出口へと向かった。


+-+-+-+

二人になったヘジョンとジュンは、窓辺のソファの前で対峙していた。

ヘジョン「あなたね、自分の父親があの娘の母親とまた会ってること、知ってるの?」
ジュン「・・・。」
ヘジョン「病院にも一緒に通ってるのに…。それでもあの娘と付き合うの?」
ジュン「・・・。」
ヘジョン「一体どうするつもりなのよ!」
ジュン「父さんは父さんの思うままに、僕は僕の思うままにするつもりです」
ヘジョン「何ですって?」
ジュン「そう決めたんです」
ヘジョン「一体何言ってるの?そんなことが許されると思ってるの?」
ジュン「それから、今後一度でもこんなことをなされば、その時僕は家を出ます」
ヘジョン「・・・。」
ジュン「もう二度と母さんに会わないかもしれません。お分かりですか?」
ヘジョン「・・・。」



揺るぎない決意のこもったジュンの眼差しに、ヘジョンはそれ以上の言葉を失った。

+-+-+-+

ハナの家の近くの駐車場に車を停めると、ハナとジュンが静かに降り立った。

ハナ「ここでいいですから」
ジュン「家の前まで行こう」
ハナ「お母さんに酷いこと言ったでしょう?早く帰ってあげて。ここまでだって来なくて良かったのに」
ジュン「…そんなに酷いこと言ったわけじゃない」

振り返って歩き出そうとしたジュンがハッとして立ち止まった。
向こうからやって来たイナが彼らに近づいてくる。

イナ「ハナ…。ジュンも一緒に来たんだな」
ハナ「今お帰りですか?」
イナ「もっと楽に歩けるように、家の前に道を作ってはどうかと思ってね。人と話していて遅くなったんだ」

イナは黙っている息子に視線を移した。

イナ「元気でいたのか?」
ジュン「…お元気でしたか?」
イナ「(頷き)あぁ」

心に山ほど思いを抱えた父子のぎこちない会話はそこで終わった。

ジュン「これで失礼します」

頭を下げてジュンがイナの脇を通り過ぎると、ハナもそれに続いた。

イナは黙って見送り、そっと二人を振り返る。

+-+-+-+

ジュン「父さん、毎日来てるのか?」

ハナが頷き、俯いた。

ジュン「・・・。」
ハナ「平凡なデートって難しいな。今日も出来なかったわ」
ジュン「そうだな」
ハナ「いつか絶対しましょうね」

申し訳なくて、ジュンが言葉も無く彼女を振り返ると、ハナは彼を見上げてニッコリ微笑んだ。

ハナ「いつかね」
ジュン「そのときは、”ダーリン”って呼んでくれるのか?」

ハナは恥ずかしそうに目を閉じ、何とか頷いてみせる。
そんな彼女が可愛くて、ジュンは楽しそうに笑った。
しっかりと彼女の肩に手を回し、再び歩き出す。

+-+-+-+

ハナが家に入ってくると、奥で本の整理をしていたユニは、娘の姿を見ずに足音に耳を済ませた。

ユニ「ハナね。うちのハナの足音はいつも明るくて軽快だわ」
ハナ「え?私の足音?」
ユニ「(微笑)イ室長はいつも小走りで、管理所の所長さんは片足をひきずる癖があるわ」
ハナ「足音が違うなんてどうやって分かったの?」
ユニ「そのうち必要になると思って聞いていたの。ソ・ジュンさんの足音は、早くてキッパリとしてるわね」
ハナ「…教授は?」
ユニ「・・・。よく分からない」
ハナ「・・・。」

ユニはテーブルの上に積んだ本に話題を移した。

ユニ「ちょっと選んでくれない?」
ハナ「この本、どうするの?」
ユニ「お母さんの本なんだけど、図書館に寄贈しようと思って。あなたが読みたい本、選んでおいてね」
ハナ「…全部置いとけばいいのに」
ユニ「もう読むこともないのよ」
ハナ「…分かった。選んで縛っておくね」
ユニ「選んでおくだけでいいの。後はお母さんがちゃんとやるから」

どこまでもいつもどおりで、どこまでも穏やかな笑顔だった。
そんな母の顔を、ハナはまっすぐ見られずにいた。

+-+-+-+

ここでいったん区切ります。


21 件のコメント:

  1. ありがとうございます!
    ジュンの優しい笑顔がうかびます。
    なんで、こうオトナたちは周りを自在に動かそうとするのでしょう?
    みんなが笑顔になれるのかな…
    また、楽しみにしていますね!!!
    暑いのでバテないようにしてくださいね。

    返信削除
  2. 先程、コメントの入れかたを間違ったようです。すみません。
    一気に読んでしまいました!?いつも思うんですが…ユジナさんの日本語はすごく綺麗ですね。美しい日本語訳で物語も更に美しくなっています。ありがとうございます☆⌒(*^∇゜)vグリーン文字のこころの叫びも楽しいです♪

    返信削除
  3. いつも素敵な文章をありがとうございます。
    そして、お誕生日おめでとうございます!

    返信削除
  4. yujinaさん♪

    ありがとうございます♪
    ラブレイン‥何回も何回も見ているのに‥
    yujinaさんの翻訳に、新たな感動を覚えます 
    ジュンのせつない心に、また涙‥
    ソノの、秘めたままの思いに涙‥いいひと過ぎますソノくん‥
    そして初めて(ミアネ)ドンウクが、カッコ良く見えました (^。^;)
    ゴールは、目の前‥期待と
    やはり~ちょっと淋しい‥
    夏風邪が流行ってます。
    気をつけて下さい。
    待っていますo(^-^)o

    返信削除
  5. yujinaさん
    久々の再開、再会ありがとうございます。
    私もへジョンの引き起こす悲しい行動に、自分ノートをつくる手がぐっと重くなってしまいイナの時代に逃げ出しながら、1話1ノートを増やしていた日々でした。でも新しいタグがUPされると、もう我慢できずに、一気に読んでしまいます。ジュンが自分たちのことだけを突き通すのではなく、もしかしたら、再び自分たちのことを諦めなければならないかもと覚悟しながらも、父イナにも、母ヘジョンの間違いにも公正な行動をとれるのを、ミドリの文字同様ジュンに惚れ直してしまいました。加えてハナの一度自分が選択したジュンに対しての強さの中に窺える従順さというか、いつの間にか打算的に恋愛を考えるようになってしまった自分を反省。(笑:もうそんな年ではないのですが)
    yujinaさんが最初直訳しますね、と確かおっしゃっていたと記憶していますが、時折日本での放映を見たりすると、もともと原本をyujinaさんのブログで、しっかり理解できているので、ああここは、こういう風に日本版では意訳してるんだなあ、と日本の声優さんの韓国語の口の形に合わせてセリフを入れているのを感心して観ています。こんな楽しみ方ができるのも,yujinaさんの、おかげです。あと3篇を残すのみとなりましたが、やはり気長にゆっくりとご自分のペースで完結されることを願っております。
    長々と申し訳ありません。久しぶりの書き込みだったので思いのたけ書かせていただきました。

    返信削除
  6. いつもありがとうございます。
    残すところあと二話になりましたね。なにか寂しいきがします。
    ユジナさんの表現にいつも感心しています。画像もきれいで庭の花の写真も素敵です。

    返信削除
  7. いつもありがとうございます。このラブレインは私にとって韓国版を初めて見て、ハラハラドキドキして時には涙を流して見ていました。ユジナーさんの優しい日本語でますます胸にジーンと響いてきました。
    ユジナーさんみたいに自分の力で韓国語が理解出来るようになりたいです。

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  8. いつもありがとうございます。何回も繰り返し読ませていただきながら、次の回がアップされるのを楽しみにしております。いつか自分でドラマの内容を理解できるようになりたいと思い、韓国語を習い始めました。最終回まであと少しですね。楽しみにしております。よろしくお願いします。

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  9. yujinaさん、お疲れさまでした。
    “いつもと変わらぬ美しい朝が来た”このフレーズが
    yujinaさんを魅了しているすべてだと感じました。
    いつも心に響く小説をありがとうございます♪

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  10. yujinaさん☆おはようございます。
    韓国語を学ぼうとラジオのハングル講座を聞く毎日です。
    なかなか復習できず、どんどんわからなくなってゆく。。。
    口だけあけるソノ~まさに私のソノのイメージ♪
    そよ風~揺るぎないまなざし~俳優さんってすごい❤
    リアル視聴では言葉がわからないから、少しでもわかりたいと俳優さんたちの
    表情にくぎ付けだったので、時間がたった今でも不思議と思い出せます。
    そこにyujinaさんの文字が重なってドキドキ感再来☆
    翻訳ありがとうございます。

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  11. 待ってました!!!
    いつもいつも本当にありがとうございます。
    待って、待って、待って、出たら一気に読んでしまいます。
    続きはまだまだ先なんでしょうねぇ(ため息)
    でも、ひたすら待ち続けますから、よろしくお願いしますね。

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  12. ありがとうございます。
    楽しみに待っていました。
    へジョンの家で、ドンウク、チャンモの言っていることがようやくわかりました。こんなにかっこよっかったなんて!
    ジュンとハナのデート場面も細かな会話がようやくわかりうれしくなりました。
    20話まで、楽しみにしています。

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  13. icchan.jkslove2012年8月7日 10:58

    안녕하세요.
    続きをアップしてくださり、ありがとうございます。

    私もいつものように、ただへジョンがかき回しているだけでない、意味あるシーンだとやっとわかりました。
    チャンモやドンウクの冷静な行動と言葉。ジュンとハナの関係をフォローしてくれて
    2人の関係を又強く結ぶシーンだと。

    yujinaさん! お忙しいでしょうが、また続きをお願いします。m(_ _)m
    楽しみに待っています♡

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  14. yujinaさん、19話前半を翻訳してくださってありがとうございます!!!
    3日もたつのに、ノーチェックですみませんでした。
    今日は、仕事前なのでまだ拝読していませんが
    私のブログのほうでは、URLをUPさせていただきました。
    夜、帰宅後に拝読するのが楽しみです。
    ”Love Rain”も、残りあとわずかですが
    お体に気をつけて翻訳頑張ってください!!!
    楽しみにしています!

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  15. yujinaさんの素敵な翻訳を読み、その場面を思い出しては 涙しています (泣)

    『ラブレイン』地上波の放送が無い地方住みゆえ(BSも観られない環境ですが、吹き替えは 元々観る気にもなりません・・・)
    ただひたすら Blu-ray発売を待ちわびる日々です。


    暑い日が続きますが、お身体を大切に 無理などされませんように 。  

    19話後半&20話の翻訳 楽しみにしています ♡

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  16. yujinaさんありがとうございます!
    やっぱり。。。素敵o(*^▽^*)o
    映像が浮かんできて、思いだしながら、読ませてもらいました!
    ヘジョンがますます激しくちょっと怖い!
    そこまでやるの?感はありますが...韓国だから?なのかなぁ...
    オリンピックもあり、お忙しいでしょうが。。。またお願いします!

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  17. 翻訳ありがとうございます♪
    丁寧な描写のお陰でよりいっそう楽しめます。
    yujinaさんの文章だとハナ目線でドラマを感じられるのが大きいです。

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  18. Yujina様 いつも楽しく拝読しております。
    ヘジョンの暴走へのドンウク、チャンモの反応が毅然としていていいですね。
    ジュンとハナのレストランでのやり取りもとてもかわいい!
    でも今回一番かわいかったのは助手くんがジュンを呼びに来てハナを見つけた時の笑顔…
    こちらまで笑顔になりました。
    いつもありがとうございます。

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  19. やっと気ずいた!!!!! また遅刻!!!!! 待ってたんですよー!!!!! 

    yujina~♪さんならここどんなふうに表現するんだろ!!!!!てね!!!!! 

    待ち遠しかった!!!!! 

    あの、つらく悲しく胸が痛む二人の話から 

    やっとやわらかーい二人の話になり、

    ラブロマンスにはまりこんでいます。

    チュニオンマの攻めにもキッパリできないと答えたハナたん!!!!! 

    そやそや、ええでええで!!!!! うなずく”私”

    首を長くして待った19話!!!!! KNの訳とは違うyujina~♪さんの世界に大満足!!!!! 

    それにしても、ウリグンタン 大人になったなー!!!!! 

    Kissが超魅力的!!!!! 上からまわるハグの仕方がハンパない!!!!! 

    と、yujina~♪さんの訳とは、まったく関係ない私情コメントで失礼しました!!!!! 

    Loverain Tvの視聴者の方もここに訪ねていらしゃるようになったとか、

    またファンがふえますね!!!!! 

    もう十分な予習復習はできてますよー!!!!! 

    残り3回ちょっと手ごわいかもよ!!!!! アンニョン^0^/

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  20. やっぱりステキ。
    yujinaさん、毎回ステキな訳をありがとうございます。
    もう、何度も見てるのに、こちらで読ませていただきさらに理解が深まります。
    ソノ君の、伝えられない想いにぐっときます。
    ホントにいい人過ぎて。
    幸せになって欲しいな、みんな。
    またゆっくりお待ちしています。

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  21. やっぱりチョアよ。
    ユジナさんお忙しいのに続きが読めて本当にありがとうございます。とても読みやすいです。
    映像もいいけど読むともっとのめりこめます。
    なんだか心が痛いですが、一人一人の思いがよく伝わります。
    何度も読み返してしまいそうです。コマスミダ。

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