チャン・グンソク、ユナ主演사랑비(愛の雨・ラブレイン)1話スタートです。
鮮やかな緑の中に響く足音。
イナとユニがすれ違う。
イナ(心の声)「1、2、3…」
イナ(心の声)「たったの3秒で…僕は誰かに恋をした」
イナは彼女が通り過ぎた後をそっと振り返った。
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それでは続きをどうぞ
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70年代。
学生が集うカフェ「セラヴィ」で愛のうたを奏でる青年。
彼が歌い終わると、DJ BOXの中で静かに次の曲を紹介し始める。
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イナはアトリエで筆を走らせていた。
ふと手を止め、窓を少し開けた彼は、小さな窓の隙間から向こうに見える彼女を見つける。
ベンチで一人、本を開く彼女。
イナ(心の声)「一目で恋に落ちた」
慌てて足元のスケッチブックを拾い上げた彼は、夢中で鉛筆を走らせる。
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「選曲良かったよ」…DJ BOXから出てきたドンウクにマスターが陽気に声を掛けた。
仲間の待つテーブルに腰を掛けたドンウクは…
ドンウク「イナは?」
ヘジョン「アトリエにいるはずよ。最近制作でカンヅメじゃない。あんたたち、またやりあってるんですって?」
ドンウク「(微笑)」
チャンモ「誰と?イナ?」
ドンウク「これまで10勝11敗だから総力戦だよ」
チャンモ「今度はなんだ?」
ドンウク「女^^」
ヘジョン「ホント?」
チャンモ「ホントにお前ら、女をめぐって?」
ドンウク「オレよりもイナのヤツが一目惚れさ」
チャンモ&ヘジョン「???まさかー」
ヘジョン「イナ兄が女の子なんて」
チャンモ「そうだよ。俺、3年も一緒に下宿してたけど女と付き合うトコなんて一度も見てないぞ」
ヘジョン「そうよ。無人島で女の子とふたりきりになったって、イナ兄は話しかけもしないわ」
ドンウク「本当だよ。今度はイナが本当に一目惚れしたんだって」
ヘジョン「・・・。本当に?」
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アトリエで窓からユニを見つめるイナ。
彼女の無邪気な仕草を見て、ふっと口元を緩める。
スケッチブックには彼女の輪郭が少しずつ出来上がっていた。
顔を上げ、もう一度彼女に視線を戻すと…そこに彼女の姿はなく。
思わず彼は外へ飛び出す。鉛筆を握りしめたまま。
夢中で彼女を探し、キャンパスの中を走り回っていた彼は、誰かとぶつかった。
落ちた鞄の中からこぼれでたのは「西洋服飾史」や「家政学」のテキスト。
イナ「すみません」
慌てて落ちた荷物を一緒に拾い始めたイナは、ようやくぶつかった相手に気づく。
それは他でもなく、彼が探していた女性だった。
イナ「!」
思わず手を止め、彼女の横顔に吸い寄せられる。
イナ(心の声)「突然…心臓がめちゃくちゃに高鳴り始めた」
自分を見ているイナを不思議そうに見るユニ。
イナは気まずそうに地面に視線を戻す。
荷物を拾い集め、立ち上がる二人。
イナ「すみません」
ユニ「ありがとうございます」
控えめに会釈し、ユニは歩き出した。
イナ「あの…」
ユニ「え?」
イナ「・・・」
ユニ「?」
イナ「あ…何でもないんです」
別れて歩き出した二人の耳にマイクの声が聞こえてきた。
国旗を下ろす時間だ。
思い思いに過ごしていた学生たちは皆、一斉に敬礼し国旗を見上げる。
イナはそんな間もすぐ後ろに立つユニが気になり、少しずつ後ろに下がり、彼女と並んでみる。
そっともう一度彼女の横顔を見つめるイナ。
イナ(心の声)「可笑しいことにその時僕は…自分が心も体も捧げ彼女を愛するために生まれてきたんだと思っていた」
立ち去る彼女の後ろ姿を見送るイナ。
我に返った彼は落とした鉛筆を拾い上げる。
ふと脇の茂みに目をやると、そこには黄色い手帳が落ちていた。
拾い上げたイナは、1ページ目を開いてみる。
「キム・ユニ」
続きのページを開き、それが彼女の日記帳だと気付き、彼女を追いかけようとしたが、
彼を呼び止める声に後ろから引き止められた。
声「イナ!」
そこにはカフェからやって来たドンウクたち。
ドンウク「何そんなにぼぅっと立ってるんだ?」
彼女の日記帳を背中に隠し、苦笑いするイナ。
ヘジョンだけがそれに気づき、それをじろりと目で追う。
チャンモ「よぉ!暇そうにしてる場合じゃないだろ」
ドンウク「俺たちの恋人が到着したぞ」
そう言って彼が出してみせたのは新しいギター。
イナ「お、来たんだな!」
ドンウク「(触ろうとするイナを制し)一勝負だ」
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彼らがやって来たのはテニスコート。
イナを応援するスジョンを不思議がるチャンモ。
ヘジョン「イナ兄が先に目をつけたのにドンウク兄が横取りしようとするからよ」
チャンモ「同時だって言ってたろ」
ヘジョン「違うって!ドンウク兄は無条件でイナ兄が好きなものを追っかけてるのよ」
テニスコートにもそんな二人の勝負を見守る黄色い声援が沸き返っていた。
そこへ通り掛かるユニ。
興奮した友人が彼女を追い越し、「ソ・イナ頑張って!」と歓声を上げる。
ユニ「ソ・イナ?」
テニスコートを眺めたユニは、イナのスマッシュにパッと顔を輝かせ、
またすぐ我に返り、その場を離れようとして、通りかかった学生とぶつかってしまった。
コートの中ではそんな彼女の姿に気づいたイナ。
ユニ「今日はどうしてこうなんだろ」
落とした荷物を拾い上げながら、鞄の中を覗いた彼女は…
ユニ「日記帳が…!どうしよう!」
慌てて日記帳を探しに戻る彼女を、イナは魂を失ったかのように目で追っていた。
イナ(心の声)「何度も彼女を見送ったその日、僕はすでに恋に堕ちていたんだ」
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下宿に戻ったイナが鞄から取り出したのは、その日返せずに持って帰ってきた黄色い日記帳。
パラパラとめくってみた彼の目に留まったのは、そこにはさまれていたイチョウの葉の栞だった。
" 사랑은 미안하단 말을 하지 않는다...(愛は”すまない”と言葉にしない)"
イナ「あ、ラブストーリーの…」
そっとイチョウの栞をずらしてみると、そのページにはまだ彼女の字で続きが書かれていた。
" 사랑은 미안하단 말을 하지 않는다"
돌아가신 엄마 아빠가 좋아했던 영화 러브스토리의 대사다.
난 아직 이 말의 뜻을 잘 모르겠다.
10년만에 러브스토리가 재개봉 했다고 한다.
이번엔 꼭 영화를 보고 싶다.
「愛は”すまない”と言葉にしない--
亡くなったお母さんとお父さんが好きだった映画”ラブストーリー”のセリフだ。
私はその意味がよく分からない。
10年ぶりにまたラブストーリーが上映されているらしい。
今度は必ず観たい」
イナ「ご両親、亡くなったんだな…」
日記帳を閉じた彼は大切にそれを鞄に戻した。
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翌日の大学。
彼女に出会ったあたりで、イナは日記帳を手にユニの姿を探していた。
諦めて立ち去ろうとした時「あの…ちょっと待ってください!」と誰かが声を掛ける。
ユニだった。
ユニ「あの…昨日私の日記帳を、いえ、黄色い手帳を見かけませんでしたよね?」
彼が鞄を探ろうとしたとき、「誰かに見られたら困るのに」と彼女の呟く声が聞こえ、
イナはふと手を止める。
ユニ「あ、お忙しいのにごめんなさい。じゃあ」
イナは鞄から日記帳を取り出すことが出来ないまま、彼女をまた見送ってしまった。
イナ「あ、あの…」
声「ユニさん!」
呼び止めようとしたイナの声を誰かの声がかき消す。
男子学生「元気でした?あの、ちょっとだけ時間を、ちょっとだけ話しましょうよ」
そんな学生を相手にせず、歩き出すユニ。
そこへ、今度はドンウクたちがやって来てイナに声を掛ける。
イナの視線の先に、ユニと男子学生の姿があるのに気づく彼ら。
ヘジョン「あの子、また男?」
チャンモ「おぉ~可愛いな」
ドンウク「同じ科か?」
ヘジョン「うん、同じ科だけどよく知らない。あたしが嫌いなタイプなんだよね」
チャンモ「あぁ!あの子が学科のマドンナだな!」
ドンウク「お~マドンナ?!」
イナ「マドンナ?」
ヘジョン「あの子のどこがマドンナよ」
チャンモ「ぷぷっ。お前が嫌いってんなら、お前より人気者なんだな。だいぶ噂になってるぞ。人気あるんだろ?」
ヘジョン「まぁ、男子たちだけね」
目の前には、男子学生が彼女に追いすがり、ついには跪いていた。
チャンモ「いやぁ~純粋で明るくて」
ヘジョン「お高く止まってて」
チャンモ「男にも人気ナンバーワンで」
ヘジョン「そのかわり友だちは一人もいなくて」
ユニは最後まで男子学生になびくことなく、「すみません」と言って背を向けた。
遠ざかっていく彼女を見つめ、「3秒?」とつぶやくドンウク。
イナ「?」
ドンウク「何でもないさ」
意味深に笑いドンウクは授業に向かう。
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スライドを映写するため、暗幕を引いた講義室。
隙間からわずかに差し込む陽光の中、イナはもう一度黄色い日記帳を広げる。
「愛は”すまない”と言葉にしない-- 」
そこには両親に囲まれて微笑む女の子の写真。
イナの心の中に、ベンチで日記帳を広げ、ペンを走らせていた彼女の姿が蘇る。
「10年ぶりにまたラブストーリーが公開されるらしい。
今度は必ず観たい--」
가을이 깊어가는 미대 건물 앞 벤치는 내가 가장 좋아하는 장소다.
오늘은 어쩐지 이 자리가 조금 설렌다.
秋深い美大の学舎前のベンチは私が一番好きな場所だ。
今日はどことなくこの場所にときめく。
할머니는 늘 상처가 날 때면 침을 발라 주시곤 했다.
그러면 정말 거짓말처럼 어픈 것이 나았다.
난 이제 그게 할머니의 사랑이었다는 걸 알아.
할머니는 사람이 두 팔을 가지고 있는 건 사랑하는 사람을 안아주기 위해서라는 말씀을 하셨었다.
나도 언젠가 영화의 주인공들처럼 또 돌아가신 부모님처럼 그렇게 사랑하는 사람을 만나고 싶다.
お祖母ちゃんはいつもどこか痛くなるたびに唾を塗ってくださったものだ。
そうすると本当に嘘のように痛みが消える。
今はそれがお祖母ちゃんの愛だったんだって分かる。
お祖母ちゃんは「人に二本の腕があるのは愛する人を抱きしめてあげるためだ」っておっしゃっていた。
私もいつか…映画の主人公たちのように、そして亡くなった両親のように、そうやって愛する人に出会いたい。
---- イナは暗くなった下宿の縁側で、まだ日記帳を広げていた。
イナ(心の声)「夜更けまで僕は何度も日記帳を読み返した」
ユニ(日記)「亡くなった父が一番好きだった”星の王子さま”で私の一番のお気に入りは”길들인다(熟練していく、手慣れる?)”という言葉だ。愛とはそうやってお互いを知っていくことかもしれない」
日記から顔を上げ、イナはふっと息をついた。
イナ(心の声)「彼女を…もっと知りたかった」
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イナは映画館で切符を手にしていた。
そこには「ラブストーリー」の看板。
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大学の図書館。
イナは書棚から「星の王子さま」を見つける。
パッと顔を輝かせた彼の向こうに見えたのは、書棚の向こうで本を探していたユニだった。
慌てて立ち去ろうとして他の学生にぶつかってしまうイナ。
ユニは近づいてバラバラと床に散らばった本を一緒に片付け始める。
学生「これを借りるんでしょう?」
学生が差し出したのは、イナが落とした「星の王子さま」の本だった。
ユニ「あ!これ…^^」
イナ「ち、違い…ます」
咄嗟に否定した彼はその場から逃げるように立ち去ってしまう。
「ユニ!」そんなイナの姿を見送ったユニの友人、インスクが声を掛けた。
インスク「あの人、ソ・イナじゃない?知り合いなの?」
ユニ「え?知り合いってわけじゃなくて…どうして?」
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外へ出てきた二人。
インスク「あんた、ホントにあの有名なソ・イナを知らないってわけ?」
ユニ「うん」
インスク「もう!ちょっと来て」
話し始めたインスク。
インスク「まず、DJイ・ドンウクは別名カサノバ。医大生でめっちゃくちゃ大きな病院の息子よ。ハンサムで頭も良くて性格も良くて、女の子たちが放っておかないんだって。次はキム・チャンモ。別名は”くっつき虫”。田舎の出でいつも人のご飯をつまんで回ってる苦学生だけど、歌を歌う時だけはめっちゃくちゃカッコよくて、何でも許されちゃうらしいよ。それから、一番重要なソ・イナ!神秘的な外貌に柔らかいカリスマを持った美大生。彼こそキングカードよ。3人の中で作詞作曲を担当してて、絵だって何度か入賞するくらい芸術的な人なのよ。それにね、家柄だってすごいらしいよ。あの人の家の土地を踏まずにはその界隈を歩けないらしいから。すごい家柄だから許嫁もいるんだって」
ユニ「そうなの?本当に許嫁がいるって?」
インスク「(うんうん)」
そのとき…
声「いませんよ」
驚いて顔を上げると、そこにはイナの姿が。
ユニ「!」
イナ「許嫁なんて…いません」
ぶっきらぼうにゴミ箱に紙コップを捨てた彼は、足早に立ち去った。
ユニ「・・・。(ため息)」
インスク「どうしよう~!なんであんなこと言ったのかな?許嫁なんかいないって?」
ユニ「・・・。」
インスク「興味でもあるのかな」
ユニ「・・・。」
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イナが外へ出ると、雨が降り出していた。
恨めしそうに雨空を見上げる彼。
ふと前を見ると、そこには同じように雨を眺めているユニの姿があった。
どうしよう…。じっと見つめていると、彼に気付いたユニと目が合う。
ぎこちなく会釈し、顔を背ける二人。
イナ「あの…」
ユニ「?」
イナ「少しだけ…待っててください」
そう何とか声を掛け、建物の中に走って戻るイナ。
図書館に戻った彼は、知っている人に声を掛け、「傘持ってませんか?」と尋ねる。
「持ってない。ごめんな」そう言われ、顔を上げた彼の目に入ったのは、窓際に無造作に置いてあった傘。
しかし、彼はそれを持ち去ることが出来ず、他の場所を探し始めた。
倉庫でマシな傘を探し当てた彼は大急ぎでユニのもとに戻ってきた。
彼女の横で傘を広げるが…、広げた傘は無残にも勝手にしぼんでしまい…。
クスっと笑い、顔を伏せるユニ。
仕方なく、傘がしぼまないよう骨組みごと握りしめたイナは、彼女に傘を差しかける。
イナ「あの…。行きましょう」
ユニ「?(壊れた傘を見て笑う)」
イナ「・・・。」
ゆっくり二人は歩き出した。
ユニ「あの…」
イナ「・・・。」
ユニ「私が言ったんじゃないんです。さっきの…許嫁のこと」
イナ「あぁ…。いません。そんなの、いないんです」
下を向き、かすかに微笑むユニ。
イナ「あ…。そちらが言ったんじゃないって、分かってます」
ユニ「…えぇ」
ユニはふと傘を見上げる。
壊れていない方を彼女に差し掛け、さらに傘を彼女側に傾けているせいで、彼の方はあっという間にびしょ濡れになっていた。
そっと傘の柄に手を掛け、彼の方に傘を向けてやるユニ。
イナ「あ…僕は大丈夫…だけど」
ユニ「私も大丈夫ですから」
黄色い傘は二人の頭の上で左に傾き、右に傾き…。
ユニ「それなら、もう少し中に入ってください」
イナ「・・・。」
傘の中でくっついたり離れたりする二人の肩。
ゆっくり歩くうち、やはりイナはずぶ濡れになっていた。
ユニ「ひょっとして…好きなんですか?」
イナ「?」
ユニ「雨^^ 好きなんですか?」
イナ「あ…。えぇ、好きなんです。雨を見ると悲しくもあり、幸せでもあって」
ユニ「わぁ。私も…」
イナ「・・・。」
ユニ「・・・。」
ユニ「さっきの本…」
イナ「あぁ、星の王子さまですか?」
ユニ「あの作家の詩にこんな節があるんです。”愛は幸福と悲しみ、二つの顔を持つ”って。愛と雨って似てるみたい」
そのとき、彼女の横を通り過ぎようとした車に気づき、慌てて彼女の側に回って立ちふさがるイナ。
彼女の代わりに水しぶきを背中に受けたイナに、ユニも驚く。
イナ「大丈夫ですか?」
ユニ「大丈夫ですか?」
見つめ合う二人の間に流れる沈黙。
イナ「あ、この傘、使ってください」
イナの差し出す傘を受け取ったユニは彼の方に傘を差しかける。
イナ「あの…、約束があるの忘れてて」
走りだそうとしたイナをユニが呼び止めた。
ユニ「これ(傘)、いつ返せばいいですか?」
イナ「・・・。」
ユニ「・・・。」
イナ「あぁ、これ。今度の日曜日、何してますか?」
ユニ「え?」
ポケットに忍ばせてあった映画のチケット。
彼はそれを出そうとしてためらう。
イナ「あの…映画を」
ユニ「映画ですか?」
イナ「ラブ…ストーリーを」
ユニ「ラブストーリー観たかったんです!」
イナ「^^」
ユニ「あ…えっと」
イナ「それなら…観に行きましょうか?」
ためらいがちにうなずくユニ。
ホッとして笑顔を見せ、イナはその場を走り出した。
立ち止まり、もう一度彼女の方を振り返るイナ。
イナ「それ、図書館で拾ったんです。大丈夫ですから」
+-+-+-+
バス停にたどり着き、傘を閉じた彼女は、ふと映画のポスターに気づき、
もう一度傘を広げて歩き出した。
ポスターを眺める彼女に誰かが後ろから声を掛ける。
声「すっかり濡れちゃいそうだな」
ユニ「?」
そこには爽やかに微笑むドンウクが立っていた。
ドンウク「僕の傘と交換しますか?」
ユニ「え?」
ドンウク「破れてるし、壊れちゃってるから。替えようか?」
ユニ「…いえ、大丈夫です」
ドンウク「それじゃ、(ハンカチを差し出し)拭きなよ」
ユニ「いいんです」
ドンウク「ところで、俺のこと知らないの?」
ユニ「?」
ドンウク「^^」
ユニ「…あぁ。何日か前にテニスコートで」
ドンウク「(うなずきかけ)いや、そうじゃなくて。俺たち初対面じゃないんだけど。ホントに知りません?(指を出す)」
ユニ「???」
ドンウク「あぁ、寂しいなぁ」
ユニ「・・・。」
ドンウク「家政学科でしょ」
ユニ「それをどうして?」
ドンウク「仲いい後輩が家政学科なんでね。学校でも何度か会ったけど」
ユニ「・・・。」
ドンウク「(ポスターをちらり)映画、好きなんですね」
ユニ「見てただけです」
ドンウク「”ラブストーリー”でしょ」
ユニ「・・・。」
ドンウク「一緒に観ます?」
ユニ「?」
ドンウク「あはは。初めて話した仲じゃ無理かな^^」
ユニ「・・・。」
ドンウク「それなら、今度はどうです?今度また偶然出会ったら行きましょう」
ユニ「(呆)え?」
ドンウク「映画だよ」
ユニ「あの…」
ドンウク「あ、あのバス乗るんでしょ。どうぞ」
バスに乗り込んだユニに、ドンウクは笑顔で手を振った。
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ここで一旦区切り、読み返しもせずに公開します(いつものこと^^;)
出勤までに後半仕上げるのは無理っぽいなぁ
感動しちゃいました~♥ありがとうございます。
返信削除字幕なしで観たのでチンプンカンプンだったけど お陰でストーリーがわかって今日の続きが楽しみになりました
返信削除翻訳 後半も楽しみにしてます
前半だけの翻訳でも、チンプンカンプンだった人間関係もしっかり把握できたし助かります
返信削除あちらにシステム(?)で理解しにくい『妹』を『後輩』と訳してくれるような細かな配慮♡
ドラマがホントに楽しみになりました。感謝します。
無料の字幕つきで見たのですが、俳優さんがせりふを言ってからずいぶんたってから字幕が出るので、自分で想像しながら見ていました。
返信削除今、じっくりと拝見して、よくわかりました。
本当にお忙しいのに、有難うございました。感謝しています。
こんなに早く翻訳して下さり感謝ですm(__)m
返信削除これからも楽しみにしています。
数年前にもリンクさせていただきました^^。今回もよろしくお願いします。
返信削除セリフの言い回しもステキだし、セリフ間のト書きのような書き方も、読んでいて心地よいです。
また見に来ます^^。ありがとうございます。
映像だけでも感動だったのにストーリーまで知ることができて本当に感動しました♪きれいな映像にあったセリフやいい回しがとてもステキ☆です。ありがとうございます♪♪後半も楽しみにしています。引き続きよろしくお願いしますm(__)m
返信削除初めまして。韓国語が分からずただ動画を見ているだけでしたが、
返信削除こんなにも早く翻訳してくださる方がいるなんて、感激です。ありがとうございます。
リンクフリーとのこと。うな友さんたちにお知らせしたいと思います。
昨日見た映像と訳詞を照らし合わせて、再びの感動を。
返信削除言葉がわからなくても、何とかなると思ったのは大間違い
こんなにステキな会話が交わされていたんですね。
いつもお忙しい様子、睡眠時間はまったくないのでは?と思うほど
なのにこんなに早く訳してくださって
有難うございます。
この台詞だけで昨日の場面が浮かんできます。
返信削除本当に凄いです。
ありがとうございました。
yujina様、いつもありがとうございます^^
返信削除Love Rain セリフのみならず、ディテ-ルまでとは!
小説を読んでいるようです。
今回のチャレンジは凄い!
素敵な翻訳ありがとうございました
返信削除文章が素晴らしくスラスラと読み進めることができました
お忙しいでしょうがこれからもよろしくお願いします
yujina様 初めまして。
返信削除翻訳ありがとうございます。
セリフが映像とマッチして、感動再び。
表情で大方の想像はつきますが、言葉があると
心のうちまで良く理解できます。
表現もとても素敵な響きで、勉強になります。
大変と思いますが、楽しみにさせていただきます。
宜しくお願い致します。
素晴らしいの一言です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
返信削除ありがとうございました。
私もいつか韓国語を聞き取れるようになりたいです。♪( ´▽`)
yujinaさん、翻訳して頂き本当に心から感謝しています。
返信削除韓国語が分からない私には、想像だけで理解していても、
その台詞を知りたい気持ちはますます募るばかりでした。
あなたの素晴らしい翻訳で納得したり、感動しなおしたり、、。
本当に助かります。
私は恥ずかしながら、丁度この時代に青春を過ごした一人です。
まさにこの「ラブストーリー」を映画館で何度も観ました。
そして、流した涙で顔がぐしゃぐしゃになり、友達と一緒にでしたが、
映画館の外に出れなかった事を昨日のことのように覚えています。
その時のタイトルは「ある愛の詩」そして、
사랑은 미안하단 말을 하지 않는다..は「愛とは決して後悔しないこと」と
訳されていたと思います。
この時代の若者は一つの愛のキャッチフレーズになっていました。
これからも、あまり、無理をされず、頑張ってください。
本当にありがとうございます。
自称ナチュラル
yujinaさん、翻訳ありがとうございます!
返信削除実はまだ映像も見れていないのですが、読ませて頂きました。まるで小説のように情景が目に浮かんできました。セリフにも表情があったりして、想像しやすいのが嬉しかったです。
なかなかリアルタイムで観られる環境にないのでこれからもお世話になりたいとおもっています。
寝ずの作業にかかわらず、細かな配慮にただ感心いたします。
どうぞお身体は大事になさってくださいね。
ありがとうございます。
返信削除今日、再放送を見ました。読んでいるだけで、情景が頭の中によみがえります。
なんとか、韓国語わかりたいと思い少しずつお勉強していますが、まだまだみちのりは遠いです。
本当にありがとうございました。
本当に本当にありがとうございます(*´∀`*)
返信削除セリフの訳だけでは無く、yujinaさんの文章が小説を読んでいるようで大好きです♫
これからもどうぞよろしくお願いします。
本当、すごく勉強されているのですね。よんでいるだけで、目にうかんできます。
返信削除この続きも、ゆっくり楽しませていただきますね。ありがとう。
このコメントは投稿者によって削除されました。
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