どうぞ
+-+-+-+
ソノのカフェのテーブルで患者に説明をおこなっていた。
咳の出る患者に、具体的に絵を描いて丁寧に話して聞かせる。
そこへ扉が開き、イナが顔を出した。
助手とスタイリストが挨拶をすると、ソノも気づいて立ち上がった。
ソノ「いらっしゃったんですね」
イナ「あぁ。元気だったか?」
ソノ「もちろんですよ。ジュン、今いないんですけど」
助手「あぁ!さっき室長に会いに行くって、ハ…」
ソノが後ろで助手を小突いた。
助手「?!」
イナ「家の前で見かけた。女の子が一緒にいたけど、ガールフレンドかな?」
スタイリスト「はい。それは…」
今度はスタイリストを慌てて小突くソノ。
スタイリスト「?!」
ソノ「きっとモデルですよ。お待ちになりますか?」
イナ「そうしてもいいかな」
ソノ「それなら2階へお上がりください。そこなら静かですから」
イナ「あぁ」
イナが階段に向かうと、助手とスタイリストは一斉にソノを見た。
助手「?」
スタイリスト「?」
ソノ「・・・。」
+-+-+-+
ひとしきり走り、立ち止まった彼は、ゆっくりと彼女を振り返った。
ジュン「俺たちもう…ここで終わりにしよう」
ハナ「?!」
言葉は何も出ない。まるで時が止まったように、ハナはただ目を丸くして彼を見つめた。
+-+-+-+
二人は近くのカフェに来ていた。
ハナ「私、理解できません。どうして別れようって言うんですか?私たち、まだ始まったばかりなのに?」
ジュン「・・・。」
ジュンの視線はぼんやりと彼女の隣の空間に向かっていた。
反応のないジュンに、ハナが思わず身を乗り出す。
ハナ「私のこと、見て話してくれないんですか?」
ジュン「・・・。」
ハナ「本当に突然どうしちゃったんですか…?」
訴えるハナの声は涙で震えていた。
そのとき、ジュンの携帯が鳴る。
ジュン「(電話)…何だ」
ソノ「今ハナさんと一緒なのか?」
ジュン「・・・。」
ソノ「あのさ、ハナさんと二人で一緒に帰って来ないほうがいい」
ジュン「…父さんがいるのか?」
意外なジュンの言葉に、ソノは戸惑って言葉を失った。
ジュン「どうして分かった?」
ソノ「偶然だよ。…けど、お前も知ってたのか?」
ジュン「・・・。」
彼は思わず溜息をつく。
ジュン「ここまで来てくれ」
そう言って、彼は電話を切った。
ジュン「(ハナに)ソノが来る。待ってるんだ」
立ち上がる彼をハナが慌てて引き止める。
ハナ「ソ・ジュンさん!」
ジュン「・・・。」
ハナ「突然どうしちゃったの?私…ホントに分からない」
ジュン「・・・。」
暗闇に沈んでいく自分の心をしきりに引き戻そうとする彼女の涙声。
横顔を向けたままじっとそれに抗っていた彼は、とうとう振り切って席を離れた。
彼の背中を見送る彼女の瞳から、耐えていた涙がこぼれ落ちる。
+-+-+-+
店を出たジュンは、力なく歩いてきたところで、そこにあった電柱に寄りかかった。
彼の瞳からも大粒の涙がこぼれ落ちる。
心にもない言葉で愛する人を傷つける。それは、相手以上に彼の心を深く深くえぐりとった。
+-+-+-+
彼のいなくなったテーブル。
しばらく動けずにそこにいたハナは、たまらずバッグを持って立ち上がった。
そこへ入って来たソノは彼女を見つけて微笑んだ。
彼の姿に、ふいにハナの顔が涙に歪む。
ソノは驚いて彼女に駆け寄った。
ソノ「ハナさん」
ハナ「・・・。」
ソノ「何かあったんですか?」
ハナ「終わりにしようって…。何が起こったのか、私もわからないんです」
+-+-+-+
ジュンが2階へ上がってくると、ダイニングに座っていた父が静かに顔を上げた。
ジュン「今後はこんなふうに訪ねて来ないでください」
冷たく言い放ち、彼は父の横を通り過ぎる。
ドアがバタンと乱暴な音を立てて閉まった。
イナ「私の話を聞いてほしい」
ジュン「・・・。」
立ち止まったジュンは爆発しそうになった苛立ちを押さえ込んだ。
イナ「私はもうお前の母さんの元へは戻れないし、あの人と別れることはできない。けれど…」
ジュン「別れてください。別れてくれと言ってるんです!!!」
イナ「・・・。」
ジュン「…父さんも別れてください」
イナ「・・・。」
ジュン「でなきゃ、もう僕の前に現れないでください」
ジュンが自室のドアを閉めると、イナはまた一人そこへ取り残された。
周りを傷つけて愛を押し通すことは、かつての彼のように、周りのために自分の思いを飲み込むことよりも遥かに難しいことだった。
+-+-+-+
カフェを出たハナの足はなかなか進まなかった。
彼女の歩調に合わせ、ソノがゆっくりと隣をついて歩く。
ハナ「…やっぱりダメ」
ふいに立ち止まった彼女は、振り返って今来た道を戻ろうとした。
ハナ「もう一度聞いてみなきゃ」
ソノ「いけませんよ」
ハナ「どうしても理解できないんです。こんなふうに別れるなんてできません!」
ソノ「ハナさん!」
歩き出したハナを追いかけ、引き止めようと腕に掛けたソノの手を、彼女は振り払った。
+-+-+-+
ホワイトガーデンに戻ったハナは、やはりソノが止めるのも聞かず、黙って2階に上がって行く。
手前のテーブルにスタイリストが一人で残っていた。
ソノ「教授は?」
スタイリスト「わかんない」
+-+-+-+
ジュンの部屋は暗かった。
灯りをつけ、扉を開けてみたハナは、部屋を覗いて溜息をつく。
そこはガランと静まり返っていた。
ハナ「何よ…こんなふうに行っちゃってどうすんのよ。ひどすぎる」
+-+-+-+
ジュンはホテルのベッドの上でただじっと座っていた。
脇には小さなトランクがひとつ。
何もせずに座っていると、どうしても重苦しい思いばかりが頭の中をうずまいた。
そこへチャイムの音が静寂を破る。
扉を開けると、ソノが厳しい面持ちで中へ入って来た。
ジュン「何だよ?どうして分かった?」
ソノ「お前のことなら何だって分かる」
ジュン「・・・。」
二人の間の張り詰めた空気がわずかに柔らかくなる。
ジュン「どうやって分かった?いつから知ってたんだ?」
ソノ「お前、どうするつもりなんだ?ハナさん、どうするんだよ」
ジュン「・・・。」
ソノ「お前の出てった部屋見て泣いてた」
ジュン「…お前ならどうする?」
ソノ「・・・。」
ジュン「こんな状況、解決できる道なんか一つもないだろ」
ソノ「・・・。」
ジュン「あいつにとっちゃ自分の母親の幸せが一番大事で、うちの母親はあんな状態なのに…。こんな事情知ったら耐えられるか?」
ソノ「・・・。」
ジュン「俺の父さんとハナのお母さん。俺とハナ、どっちもとことん行くとこまで行っておいて、後になってから”こうなったのもしかたない”、”傷ついたか?”…そんなこと言えるか?」
ソノ「・・・。」
ジュン「できるだけ早く別れるしかない」
ソノ「ジュン、じゃあハナさんは…」
ジュンは力なく笑った。
ジュン「きっと大丈夫だ。初めからずっと…俺が一方的に押してただけだ」
ソノ「じゃあ…お前は?」
ジュン「…俺?俺は愛なんて信じたことないだろ」
ソノ「・・・。」
ジュン「単純に惹かれてただけだ。…難しいことじゃない」
彼は自分に言い聞かせるように淡々とつぶやいた。
右手に光る指輪に視線を落とす。
薬指にはめたそれを、躊躇いもなく抜き取り、無造作にテーブルの上に放り出した。
カラカラと乾いた音を立てて転がった指輪が、カーペットの上に静かに落ちる。
彼はそれに見向きもせず、立ち上がった。
#このシーン、ずっと別撮り風カメラ割りで全く落ち着かない。絶望の果てに逆に静かになったジュン。グンソクくんがとてもいい演技してるんだけどなぁ。
+-+-+-+
ユニが玄関の扉を開けると、そこにはイナが訪ねて来ていた。
イナ「まだ寝ていなかったんですね」
彼女は何も言わず、ニッコリと頷く。
イナ「遅くなったけど…今日はどうしても会って行きたくて」
ユニ「中でお茶でもいかがですか?」
イナ「…いや」
彼は右手を差し出した。
イナ「手を出してごらん」
躊躇いがちに、ユニが彼の手のひらにそっと自分の手を乗せると、
イナはその手をいとおしそうにじっと見つめた。
そして、そのまま手を離す。
イナ「これでいい。ありがとう」
ユニ「何かあったんですか?」
イナ「…いや。君がいて本当に嬉しいんだ」
ユニ「・・・。」
+-+-+-+
チャンモは何やら騒々しい我が店のドアを開け、目を見張った。
店の奥の小さなステージで、青年が盛大にギターを掻き鳴らしていたのだ。
#チャンモの店で元チャンモが自分の歌をしっかりアピール^^
「おっ!伯父さん!」チャンモに気づいた彼は、駆け寄って思い切り抱きついた。
チャンモ「チョンソル!何やってんだ?」
チョンソル「家を追い出されました!」
チャンモ「・・・。」
チョンソル「ついに(嬉)」
+-+-+-+
ユニは作業服のまま慌てて家に戻ってきた。
男性が二人、ユニの家の物品をダンボールに収め、調べまわっているそばで、植物園の職員がオロオロしている。
ユニ「何事なの?」
職員「病院にいらっしゃらないから連絡しようとしていたところなんです。自宅の備品を調査するように言われて」
ユニ「備品調査?」
職員「早く園長のところへ行ってください」
+-+-+-+
「辞職…とおっしゃったんですか?」
ユニの言葉に、園長は表情を曇らせた。
園長「・・・。」
ユニ「今すぐ辞めろということですか?」
園長「僕もわからないんです。急に本社で決まったことらしいんだが…」
ユニ「・・・。」
園長「副園長、本社と何か問題でもあったんですか?」
ユニ「…いいえ」
そう答えたユニは、ふとあるところへ考えを巡らせた。
ユニ「あぁ、ひょっとしたら…」
+-+-+-+
ハナが知らせを受けてホワイトガーデンに駆け戻ると、庭で彼女を出迎えたソノが黙って地下を指さした。
頷いた彼女は緊張した面持ちで中へ入る。
ハナ「卑怯な終わらせ方しておいて何日も現れないなんて…。ただじゃ置かないんだから」
彼女は意を決してスタジオへ通じる赤い扉を開けた。
+-+-+-+
ライトの下にズラリとモデルが並んだ。
スタイリスト「室長、準備OKですよ」
彼女たちの視線の先で、ジュンがプロフィールに目を通す。
中には外国人のモデルも混じっていた。
ジュン「みんなのベストポーズを見せてほしい」
端から順番に、モデルたちが前に進み出て、彼の前でアピールをすると、
彼は表情ひとつ変えず、鋭い視線で彼女たちをチェックする。
そのとき、彼の視線の向こうで扉が開き、ハナが顔を覗かせた。
モデルを見ていた彼の目は、目の前のモデルを通り越してドアの前の彼女へと向かう。
ジュン「・・・。」
モデルがさらに彼に接近した。
彼の座るソファの肘置きに腰掛け、熱い眼差しで見下ろすと、
ジュンはわざとモデルを自分の隣へ引きずり込んだ。
セクシーな二人に、周りの関係者たちから思わず歓声が上がる。
モデルと見つめ合うその目は、「よく見ておけ」と言わんばかりに冷たくハナへと移った。
助手「あんなものハナさんが見たら…」
呆れて背を向けた助手は、そこに静かにハナが立っているのに初めて気づき、慌てて向き直った。
助手「…見ちゃったな」
最後のモデルを列に戻し、ジュンは淡々と締めくくった。
ジュン「OK. カメラテストで会おう」
「しばらく休んだら次の撮影の準備だ」…立ち上がった彼はオロオロする助手とスタイリスト、そしてハナの間を通り過ぎ、立ち止まった。
ジュン「話は何だ?」
ハナ「・・・。」
ジュン「終わりだって言ったのに、何度もメールに電話…他の女たちと何も変わらないな」
ハナ「私、他の女の子たちと違うところなんてありません。違ってなきゃいけないんですか?」
ジュン「・・・。」
ハナ「ただ常識的に納得できないから…。どうして急に終わりにしようなんて言うのか」
ジュン「・・・。」
ハナ「そのワケが知りたいだけなんです」
ジュン「分からないのか?」
ハナ「…分かりません」
ジュン「ちょっと遊んだだけだ」
ハナ「!」
ジュン「そうしてるうちに飽きた…それだけのことだ」
ハナ「・・・。」
彼はハナをその場に残し、スタジオを後にした。
+-+-+-+
到底納得出来ないハナは、スタジオの外まで彼を追いかけた。
ハナ「ソ・ジュンさん!」
心配でまだカフェにいたソノ。ハナに続いて出てきた助手。
皆が無言で二人を見守った。
ジュン「・・・。」
ハナ「遊んだだけなんですか?誰が誰を?」
ジュン「・・・。」
彼の目がハナの後ろに立っている助手に向かった。
ジュン「何で上がってきた?準備しろって言ったろ」
助手「…イヤです」
ジュン「!」
助手は彼の指示を拒み、悲しげに俯いた。
ジュンの視線が、目の前でまっすぐ自分を見つめているハナに戻ると、
その瞬間、彼は全て放棄するように外へ出て行った。
それでも気丈に後を追うハナを、ソノも黙って見送ることしかできない。
+-+-+-+
「答えて。誰が誰のこと遊んだんですか?」
逃げても逃げても彼女の声が追いかけてくる。
庭に出た彼はまた立ち止まり、もう一度振り返った。
ジュン「こうやって同じ空間で顔合わせるの、気まずくないのか?」
ハナ「・・・。」
ジュン「ここも出て行ったらどうだ?」
ハナ「・・・。」
ジュン「どうせ臨時だったんだから。お前だって俺と一緒にいたくないだろ?」
ハナ「ソ・ジュンさん!」
ジュン「俺ん家で俺が気まずい思いしなきゃならない理由はないよな」
ハナ「・・・。」
ジュン「造園。そんなものはやらなくていい。俺はそんなもの必要ないから。バイト代がいるなら計算してやるから、部屋が見つかったらすぐ出てけ」
静かに言い放ち、ジュンはいつものガーデンテーブルで書類を広げる。
それでも彼女は彼に詰め寄った。
ハナ「私、出て行きませんから」
チラリと彼女を見上げるジュンの鋭い視線が、彼女に突き刺さる。
ハナ「ソ・ジュンさんと付き合うようになってここに来たわけじゃないのに、別れたからってどうして出ていかなきゃいけないの?」
ジュン「・・・。」
ハナ「私、ソノさんと契約してここにいるんです」
ジュン「・・。」
ハナ「出て行きたいなら、ソ・ジュンさんが出て行ってください。あぁ…もう出て行ったよね。一人で卑怯にも」
ジュン「・・・。」
ハナ「じゃあ、それでいいってことね」
それ以上、ジュンは何も言葉を持ち合わせていなかった。
押し黙ってしまった彼の前で、今度は彼女が背を向け、ツカツカと戻っていく。
どうしようもないやるせなさに、ジュンは静かに俯いた。
+-+-+-+
黙って見ているソノたちの前で、ハナが2階へと消えていった。
扉がバタンと閉まると、皆から一斉に溜息が漏れる。
助手「あそこまでしなきゃいけないのかな」
そこへ電話で騒がしく話しながら入って来たのはミホだ。
しつこい男性からの電話だろうか。
早々に切った彼女は、その場の浮かない雰囲気を一瞬で察知した。
ミホ「どうしたの?何事?」
+-+-+-+
一人になったハナは、階段を上がりきることも出来ず、踊り場で座り込んでしまった。
彼の前で最大限突っ張ってみたものの、その分、どうしようもない悲しみが後から彼女を襲っていた。
唇が震える。
泣くまいと口を結んでみても、込み上げる感情はもう止まらなかった。
彼女は声を押し殺して泣いた。
+-+-+-+
ジュンもまた、泣きたくても泣くことさえ許されず、静かになった庭で力なく俯いた。
ソノ「ジュン」
ジュン「何も言うな」
ソノ「・・・。」
ジュン「お前が責任持ってあいつをここから出してくれ。もう本当にイヤなんだ…」
どこまでも落ち着いたその口調には、途方も無い絶望がこめられていた。
+-+-+-+
スタジオへ戻ろうとしたジュンは、2階へ上がる階段の前を通り過ぎようとして、僅かな隙間の向こうに気配を感じ、ふと立ち止まった。
そっと奥を覗いてみる。
階段に座り込み、背を向けて泣いている彼女の背中が震えていた。
ジュン「!」
ほんの少し足を踏み出せば手が届く。声だって掛けられる。
自分のために目の前で泣いている彼女の背中に、思わず近づこうとしたものの、
ジュンはかろうじて踏みとどまり、目をそむけた。
思いをやっとのことで振り切り、彼は足早にその場を通り過ぎた。
+-+-+-+
ユニはスタッフに手伝ってもらい、職場にあったほんのささやかな自分の荷物を運び出していた。
黙って歩くユニの横で、怒りの収まらないスタッフが一人まくし立てる。
スタッフ「こんなのってないわ!突然辞めろだなんて!しかも家の備品調査だとか何とか、何日も倉庫にしまい込んで触らせないなんて!副園長、こんなことされて黙ってちゃダメですよ」
運んできた荷物の整理をしながら、ユニが口を開いた。
ユニ「会社だけが悪いわけじゃないの。私にも責任はあるわ」
スタッフ「それ、どういうことですか?」
ユニ「だから大騒ぎしないで」
スタッフ「・・・。」
ユニ「(荷物を入れた箱を指し)これ、保管しておいてくれる?滞在先が見つかったら、すぐに取りに来るわ」
スタッフ「今すぐ行ける場所なんか…。あ!うちの家にいらっしゃいますか?」
ユニ「子どももいる新婚家庭に?(微笑)」
スタッフ「・・・。」
ユニ「結構よ」
スタッフ「どうなさるおつもりですか?」
ユニ「あと一週間しかないし、(?)」
+-+-+-+
自宅の玄関を出たユニは、小さな旅行かばんに最小限の荷物をまとめ、鍵を掛けた。
歩き出した彼女の前に立っていた人物。それはヘジョンだった。
ヘジョン「あなたが去ってくれればいいと思ったの。そうでもしなきゃ狂ってしまいそうでね。そうしてくれさえすれば補償は十分にするつもりよ。去って…くれるかしら?」
ユニ「・・・。」
自分を見ることなく、遠くの景色をぼんやり見つめながら話すヘジョン。
ユニは彼女の顔を覗くように注意深く口を開いた。
ユニ「ヘジョン」
ヘジョン「・・・。」
ユニ「あなたが…私たちを可哀想だと思ってくれるわけにはいかないかしら」
ヘジョンは振り返り、目を丸くした。
ヘジョン「…何ですって?」
ユニ「私とイナさんは…私たちは一度も望んだものを手に入れたことがない人間よ。だから、こうやって不器用に…過去に縛られて辛い人生を送っているの。だから…一度だけ、たとえ後悔しても一度くらい手に入れてから後悔できるように、あなたが引き下がってくれないかしら」
ヘジョン「後悔?引き下がる?絶対にダメ」
ユニ「・・・。」
ヘジョン「あんたたちのそのくだらない過去に、私の人生も、家族の人生も全て縛られたのよ。あんたたちが別れるまでは、どんな手だって使うわ。絶対に…好きなようにはさせない」
ユニ「・・・。」
+-+-+-+
ポーズをとるモデルの前でジュンはカメラを構えた。
手早くシャッターを切り、「OK」と声を掛ける。
撮影はスムーズに終了した。
馴染みのモデルは、カメラを片付けようとするジュンにそっと話しかけた。
モデル「お疲れ様」
ジュン「あぁ、お疲れ」
モデル「今日、ちょっと変よ。何かあった?」
ジュン「いや?^^」
そう微笑むジュンの目は、笑っているにもかかわらず、今にも泣き出しそうに強張っていた。
ジュン「何も。久しぶりに一杯やるか?」
モデル「終わったんじゃなかった?あたしたち」
ジュン「それくらいならいいだろ」
+-+-+-+
ソノは患者と話していた。
ソノ「けど、そいつはすごく仲いいヤツだから、自分のことみたいに頭が痛いんです」
患者「あまり悩まないでください、先生」
ソノ「そうですね。今度は僕の話じゃなくて、あなたの話を聞かせてください」
患者「僕の話なんて…あちこち痛いって話ばかりですよ」
二人は笑って立ち上がった。
+-+-+-+
患者を送り出したソノを、腕組みしたミホが睨んだ。
ミホ「お兄ちゃん、ホントに医者なの?」
ソノ「何で?」
ミホ「患者に自分の悩み事話す医者なんていないわ」
ソノ「いいだろ。もう何年も経って友だちになってるんだからさ」
ミホ「はぁ。そうやって患者とお喋りばっかしてるから稼げないのよ」
ソノ「だから一生懸命カフェやってるんじゃないか^^気楽に患者とお喋りしてられるようにね」
ミホ「・・・。」
爽やかに笑ったソノは、ふと庭に視線を移す。
彼が壁にかけてあって帽子に手を伸ばすと、ミホが思い出したように声を掛けた。
ミホ「お兄ちゃん、さっきジュンオッパがあの子を追いだそうとしてたんでしょ」
ソノ「・・・。」
ミホ「あの二人、仲が悪くなったんでしょ?!」
ソノ「あはっ、何のことか分かんないな」
ミホ「ちょっと何よ!教えてよ」
ミホは兄の腕を掴み、猫なで声を出した。
ミホ「お兄ちゃんはあたしの味方でしょ?」
ソノ「え?わ、分かんないって言ってるだろ」
+-+-+-+
麦わら帽子を手に外に出たソノは、強い春の日差しを見上げた。
庭の一角。
塀のすぐ手前は芝がなく、土が露出している。
そこに植物を植えるために、ハナが黙々とそこを耕していた。
彼は黙って後ろから彼女の頭に帽子を被せた。
ハナ「?」
振り返った彼女に、ソノが微笑みかける。
つられてハナの顔も明るくなった。
ソノ「そんなことしてたら、そばかすだらけになるよ」
ハナ「そのうち胡麻でも植えましょうか?」
二人は楽しそうに笑った。
※そばかすは주금깨、胡麻は참깨。語呂合わせ的なやりとり。
ハナ「あとは土の準備さえ終わったら、ここからあそこまで花やハーブを植えるんだけど、患者さんたちが見て喜んでくれるといいな」
ソノ「わぁ、いいですね」
ハナがふいに口をきゅっと結んだ。
ハナ「私、出て行かなきゃダメですか?」
ソノ「どうしてそんなに弱気になるんですか…」
ハナ「見てるのが辛くなりそうで。ここにいれば私のこともっとイヤになるわ。それに耐えるのは辛いだろうから」
呟くようにこぼすハナ。
ソノは何も答えず、ただ黙ってうなずき返した。
+-+-+-+
兄の態度が気に入らず、空になった診察室に入ったミホは、デスクに座って広げてあった専門書をめくり始めた。
ミホ「ん?はぁ、頭痛い」
早々に本から目を離すと、ふと横に置いてあったノートの文字に目が留まる。
「父-息子」「母-娘」
たった4つの単語が並んでいた。
そこにはもう一つ。
ミホ「あ!これ持ち歩いてるんだ」
書斎にあった父の初恋相手の写真がを見つけ、ミホは思わず手にとってみる。
ミホ「・・・。」
写真から顔を上げ、庭にいる兄とハナの様子をチラリと伺った。
ミホ「見れば見るほど似てるよね…」
そして、再び視線を落としたミホは、ノートの文字と写真を並べてみて、はたと気づいた。
ミホ「母、娘…。あっ!!!」
+-+-+-+
「大変ーーー!」
大騒ぎで兄の元へ走ってきたミホは、カフェの入り口を指さした。
ジュンがモデルをともなって出てきたところだ。
ミホ「あれ、例の火狐でしょ!」
ソノ「あぁ、そうだな」
ミホ「ジュンオッパと一番長い間付き合ってた子よ!一番仲良くって」
ハナも思わず振り返った。
ミホ「あたし、ジュンオッパがホントにあの子のこと好きになったのかと思っちゃったくらいよ」
ジュンがそのモデルと親しげに歩き出すと、ミホが後を追った。
ミホ「オッパ!」
ジュン「?」
ミホ「どこ行くの?」
ジュン「見て分かんないのか?」
ミホ「あたしと食事しに行こうって言ってたでしょ?」
ジュン「何のために?」
ジュンはさっさと背を向け、門を出ていこうとする。
そこへ…
突然頭から降り注いだ水に、ジュンとモデルは叫び声を上げた。
ハナが手に持っていたホースのスイッチを入れ、水を浴びせたのだ。
ミホ「?!」
ソノ「!!」
振り返ったジュンを、ハナは思い切り睨みつけた。
ジュン「お前!!!」
ハナは膨れっ面のまま手袋を乱暴に脱ぎ捨て、背を向けて歩き出した。
+-+-+-+
ホワイトガーデンの裏に回ったところで、ジュンはハナに追いついた。
ジュン「何だよ、お前!イヤだって、終わりだって言ってんのに何のマネなんだ?」
ハナ「私は違いますから。私はまだ好きなの」
ジュン「・・・。」
ハナ「だから私もイヤになるまでやります。もしかしたらまだまだ掛かるかもしれないから、覚悟しておいたほうがいいわ」
ジュン「・・・。」
何も言えないジュンの前で、ハナは角の向こうに消えていった。
追いかけようとして立ち止まってしまうジュン。
時間がかかればかかるほど、後になって彼女は傷つくだろう。
あれだけ冷たくしてもまだ好きだという真っ直ぐな彼女に、彼の胸はさらに傷んだ。
+-+-+-+
人混みをぼんやりと歩いていたハナは、小さな広場で演奏しているバンドの音に気づき、何となくそちらに足を向けた。
静かなところで悶々とするよりも、今は出来るだけ賑やかなところにいたかった。
彼女は、彼らの正面に座り、ただまっすぐ地面を見つめた。
1曲を歌い終えたボーカルの青年が話し始める。
チャンモの甥、チョンソルだ。
チョンソル「次に聴いていただく曲は、俺の初オリジナル曲です。青っちょろい17歳。湧き上がる感情を抑えられずに、夜通し掛かって作った、俺の魂の結晶!”運命”」
さっきとは打って変わったように、優しく穏やかなイントロが流れ始める。
ハナの瞳がみるみるうちに潤み、涙が零れ落ちた。
一滴、また一滴。流れれば流れるほど、止まらなくなる涙。
チョンソルは、自分の歌を聴いている聴衆の中、一人座って泣いているハナの姿に目が止まった。
いつしか、彼の歌声にも激しい感情がこもっていく。
”これからは…お前のこと大事にするから”
”最初から気になってた。韓国に戻ってからも思い出したし、再会したときも、今も気になってる”
”お前…ホント綺麗だ”
”お前のこと好きになったみたいだ”
”嫌なら避けてもいい”
まだほんの少し前のことだ。
彼が自分をまっすぐに見つめ、掛けてくれた言葉がはっきりと思い出された。
優しいキスも、濡れた髪に掛けてくれた上着のぬくもりも…。
”髪…風邪引いたらどーすんだよ”
”ちょっとだけこうしてよう。俺、今日すごく疲れたんだ”
”俺さ、この頃ホントどうかしちゃったみたいだ”
”もう一度だけ抱きしめよう。あぁ…最高だな”
自分の歌を聴いてボロボロ涙を流す女が目の前にいる。
ワンコーラス歌い終えたチョンソルは、嬉しくてたまらず、メンバーに囁いた。
チョンソル「あの子、見たか?!泣いてるぞ。ボロボロ泣いてる!俺の歌にイカレたんだ」
+-+-+-+
演奏を終えたチョンソルがもう一度”涙の彼女”がいた場所を見ると、
そこは最初から誰もいなかったように、ぽっかりと空いていた。
慌ててギターを抱えたまま聴衆をかき分け駆け出すチョンソルだが、すでに彼女の姿はどこにも見当たらない。
+-+-+-+
チョンソルは喜び勇んで伯父の店にやって来た。
チャンモが出した食事をかきこみながら、嬉しそうにまくしたてる。
チョンソル「ホントなんですってば!完全に僕の歌にイカレちゃったってことでしょ!僕の歌聴いて、大粒の涙ボロボロ流してたんですから」
チャンモ「それで?そんなこと口実に家にも帰らないでソウルに住むって?」
チョンソル「俺の芸術性が分かるファン1号が出来たってのに、どこに帰るんすか?やってみせますよ」
チャンモ「はぁ…」
チョンソル「俺のために泣いてくれる名も知らぬ彼女のためにもね」
チャンモ「今度はどんな言い訳するのか見物(みもの)だな」
チョンソル「そうだ、伯父さん!ジュンが写真撮ってるって言ってたでしょ」
チャンモ「どうした?」
チョンソル「ジャケットの写真頼みたいんだ。住所くださいよ、住所。写真館の名前は?」
チャンモ「はっ(笑)何がジャケットだ。さてな…あいつらお前のことなんか覚えてるかどうか」
チョンソル「何言ってんすか!俺はこんなに覚えてんのに!あいつらだって喜ぶはずだよ」
チョンソルがご飯粒を飛ばして笑った。
チャンモ「それはな、お前があいつらをいじめてた方だからだ」
チョンソル「ガキの頃、夏休みに伯父さんのところで一緒に遊んだ記憶がどんどん湧いてくるな。あ、そうだ!あいつ、名前何だっけ?いたでしょ。ずっと俺にくっついてたあいつ」
チャンモ「ミホ?」
チョンソル「それだ、ミホ!あいつ、ずいぶん泣かせたよな。いやぁ、急にあいつらの話したもんだから会いたくなったな。伯父さん、あいつらの住所か電話番号教えてよ、住所!」
チョンモ「今度はあいつらにたかるつもりか?」
チョンソル「たかるってそんな^^;」
チョンモ「お前のオヤジに金さえ借りてなきゃ、今すぐ追いだすのになぁ。全く…」
+-+-+-+
ここで一旦区切ります。
ありがとうございますm(__)m
返信削除美しくて 切ない 世界が 見えます(*´∀`*)
おはようございます
返信削除いつもお世話になっております。
朝アップ、ということは徹夜で翻訳してくださっていた
ということでしょうか。
ほんとにほんとにありがとうございます。
お身体ご自愛ください。
何もお礼できないですが、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます♡
返信削除台詞の少ないシーンが多かったですね。
リアルタイムで一度PCから見ただけですが、
美しい言葉から景色が浮かんで来ます…
今回は、ジュンがハナに冷たく振る舞いながらも心は切ない…と言う繊細な演技をしていたグンちゃんに痺れました♡
ありがとうございます。
返信削除この言葉以外、見つかりません。
翻訳 ほんとに嬉しいです。もう11話あたりから切なすぎて… グンソクssiの泣き顔 苦悩の表情… やっぱり俳優さんですね!! この先どうなっていくのか…ジュンとハナにはハッピーエンドになってほしいですが… これからも楽しみにしています。
返信削除yujinaさん、お疲れ様でした。
返信削除ジュンが痛々しく、見ているのも辛い回でしたが、
読ませていただいて、さらにジュンとハナ、
イナとユニそれぞれの気持ちに寄り添うことができました。
ありがとうございました♪
別れなければならないと決めたジュンの苦悩と溢れ出すハナの強い想い。二人の突然崖に突き落とされたような気持ちが心を締め付けました。幸せいっぱいだった二人はどこに?!そんな中、奔放なチャンモの甥っ子登場は笑いのスパイスになって、一呼吸おける貴重な場面…。
返信削除感情が溢れる翻訳をいつもありがとうございます!
づっと見せていただいています。
返信削除ありがとうの一言をどうしても言いたくて・・
行間にやさしさを感じます。
こちらを読ませていいただき涙が又溢れました。
せつないハナの気持ち。読ませていただいたから解りました。
おはようございます.
返信削除読みながら再度涙しました.
yujinaさんの解説?ト書き?,本当に適切で,すぐさまシーンが思い出されます.
あぁ,切ない.
続きも楽しみにしてます!(*^-^*)
おはようございます。
返信削除初めてコメントさせて頂きますが、いつも感謝の気持ちでありがたく読まさせて貰っています。
yujinaさんの言葉の世界が美し過ぎて小説を読んでいる様な気持ちになります。
yujinaさんの描写、大好きです(*^_^*)
お忙しい中、大変かと思いますが、これからも楽しみにさせて貰ってます。
本当にありがとうございます♥
おはようございます^^
返信削除UPありがとうございます^^
ジュンの悲しみ・苦しみ
ハナをこれ以上傷付けたくないという優しさ...
台詞だけでなく、yujinaさんのト書から
ジュンの感情が痛いくらい伝わってきて
泣きながら読ませていただきました(T-T)
切なすぎる....(T-T)
後半もハンカチ握りしめてお待ちしています^^
yujinaさま
返信削除いつも読ませていただいてあちがとうございます!
この回は涙なくして観られませんでした・・・
また情景が思い出され涙が滲んできます。
ハナとジュン、ソノとジュンのやり取りがクリアになりすっきりしました。
後半はまたティッシュ必携ですね・・・
また楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。
おはようございます。
返信削除ありがとうございます。ジュンの切ない描写が伝わって来て…うるうるです。
ジュン、ハナの刹那さに対して…ジュン オンマの怖ろしさ…出てくるだけで、ビクッとしてしまいます… スタッフや、ソノのセリフ分からなかったので、何だかほっこりしました。
本当にいつもありがとうございます♬
せつないです。読んでいて泣けてきます(T . T)
返信削除ユジナさん、本当にいつもありがとうございます。
11話後半から 切なくて 切なくて・・・
返信削除なのに、何度も観てしまいます。
そして 涙ポロポロ (;_;)
yujinaさんの翻訳を読んで、また (;_;)
まだまだ先ですが、DVD/Blu-ray発売が決まりましたね。
Blu-rayの字幕に満足出来なかったら(きっと 物足りなく思うハズ) yujinaさんの翻訳を読みに戻ってくると思います。
なるほど!
返信削除こういう訳(「ワケ」じゃなくて「ヤク」です。)
だったのかぁ~
ほぉ~
訳無し動画を何回見て
だいたいの大まかな事はわかっても
やっぱ具体的に言ってる事がわかると
満足度がちがうなぁ。ww
yujinaさんへ♪
返信削除ありがとうございます♪
辛い悲しみに溢れているジュン‥
ユニとヘジョン‥細かな心の葛藤が、あらためて伝わって来ました‥
心にしみます‥
ありがとうございました。(*^_^*)
いつも翻訳ありがとうございます。
返信削除読んでいてとても切なくなりました( ; ; )
ウノの診療所、私も行きたいです^^;
いつも読ませて頂いてます。ありがとうございます。
返信削除yujinaさんの訳がお休みになっている間、英語の字幕でドラマを見ていました。
会話の内容は大体分かって満喫している気分でしたが、
yujinaさんの訳をみると、深い深いところまで理解ができて、満足度が全然違います。
本当に状況説明が適切でなるほど。。と頷きながら読ませていただいてます。
この分だと、日本語字幕で見てもyujinaさんの説明が必要になりそうです。
わぁー、アップありがとうございます♡
返信削除やはり、こちらで物語を噛み締め、反芻すると、
表情の細かい意味もわかり、台詞のやり取りの茗も知れて、作品により入っていけるんです!
ハングルのことば遊び部分なんて、教えていただかなきゃ、わかりませんもの。
なるほど‼ っとメモしちゃいました。
ありがとうございます♡
お疲れさま&ありがとうございます\(^-^)/
返信削除チョンソルの言ってることがさっぱり分からなくてはがゆい思いをしていましたが、スッキリしました!映像だけ見てると、ハナの涙に惚れたのか?!と思ってましたから( ̄▽ ̄;)
いつも拝見させていただいております。
返信削除早速のアップご苦労様です。
ただ、ただ感謝します。
ありがとうございますm(__)m
返信削除ドラマのシーンが頭に浮かんできます。
本当に ありがたく思っています!
いつもありがとうございます!!!
返信削除切ないシーンが蘇ってきます;;
お体に気をつけてくださいね…
翻訳、ありがとうございます。
返信削除yujinaさん、ひょとしてまた徹夜ですか?
本当に、頭が下がります。
私がご紹介(リンクにて)していますブログでも
多くの読者の皆さんが期待を持ってyujinaさんの翻訳UPを楽しみにしています。
これからも、お仕事と並行作業で大変と思いますが
どうぞ、お体ご自愛され、翻訳もよろしくお願い致します。
yujinaさん…
返信削除yujinaさんの文章を読ませて貰っていると、映像が頭に浮かんで来ます(/ _ ; )
切なくて…苦しくて…どうしようもない…二人の感情がよく解って、更にサランピの世界に浸れます。
お忙しい中…本当にありがとうございます♡
ハングル、ちょっとは学んでいるものの…なかなか上達するのは難しく、そう思うとますますyujinaさんの凄さと文章力の素晴らしさが身に沁みます(>_<)
ステキな訳をありがとうございました(。-_-。)
でも、お身体を壊されないように睡眠時間も大切にして下さいね☆
いつもありがとうございます。今回は悲しくて、ジュンの辛い気持よみがえります。
返信削除yujinaさんの訳は韓国語だけじゃなく日本語もすばらしいですね。
私語彙力なくて… もっと努力しなくちゃと刺激になります。
yujinaさん☆
返信削除ありがとうございます。 毎日、毎日 まだかなーー?
と、ここにこさせていただいてます。 初めてのコメントでございます。 いつも情景が伝わってきます。
ところどころの、グリーーン色のもコメントは 私も そうそう! と同じーー!!と思ったのは
何話目だったかなーー?
毎回 楽しませていただいてます♪ また、体調がよろしかったら お願いいたします。
すごく切ないです…
返信削除やっと結ばれた2人なのに…
情景描写が素晴らしいの一言です。
お身体に無理をせずまたの更新を楽しみにしております。
いつもありがとうございます。
返信削除サランピのOSTを聞きながら 読ませていただきました。
無理をしないで・・・またお願いします。
私は今まで匿名でメッセしてましたが・・・
いつもありがとうございます。
返信削除まるでドラマを見ているようで泣けてきます。
どうぞ最後までよろしくお願いします。
いつもいつもありがとうございますっm(_ _)m
返信削除??だった所がようやく分かりました(^_−)−☆
緑で書いているyujinaさんの気持ちツッコミ!!
いつも笑いながら!そぅそぅ~と思ってますo(^▽^)oもしや関西人ですか⁈
ちなみに、私は関西人ですっψ(`∇´)ψ
ゆじなさん
返信削除いつもいつもありがとうございます^^ 翻訳があることで、よりドラマの切なさを
かみしめております(;0;) OSTを聴きながらよませていただいてます。。。涙涙涙です。。。
これからも応援しております!!! ゆじなさんいつもスゴハショッソヨ~~~
チェゴです^^ 前回コメントでじゅじなさんと書き間違えてしまい、失礼いたしました(>_<)