사랑비(サランピ)13話に入ります。
さっそくどうぞ
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バスが走りだし、景色が開けた。
ユニが遠く、海の方へ向けた視線をゆっくりと戻すと同時に、車道を隔てたこちら側で、ジュンがハナの手を引いて歩き出す。
車道を横切ろうとしたイナは、向こうに見える人影に立ち止まった。
イナ「?」
ユニ「どうしたんです?」
イナ「いや…」
そう答えるためにユニを振り返り、やはりまた気になってもう一度向こうを見る。
イナ「ハナがいたような気がして」
ユニ「うちのハナが?」
イナ「だけど、一緒にいた人は…」
俄に混乱し、イナは頭を横に振った。
イナ「いや、見間違いでしょう」
+-+-+-+
目の前を歩くジュンがツカツカと門を入っていく。
ハナはホテルの看板を見上げ、口を尖らせた。
ハナ「入れないとでも思ってるの?また意地悪ばっかり」
彼女は彼の後に続いた。
「部屋をひとつ」
ジュンはフロントで鍵を受け取ると、入って来たハナに小さな溜息を聞かせ、ふたたび一人先を歩いた。
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部屋に入ったジュンは、まず浴室の電気をつけ、ハナを冷たく振り返った。
ジュン「どっちが先にシャワーする?俺からか?」
ハナ「本気なんですか?」
ジュン「お前の望んだ通りじゃないのか?」
ハナ「…えぇ。こういうことです」
怒りで思わず笑いさえ出る。
ハナは浴室に入って服を脱ぎ始めた。
ジュン「・・・。」
ハナの背中の向こうで、部屋の扉が閉まり、彼が出ていく音が聞こえた。
彼女の深い溜息が浴室に響く。
+-+-+-+
ジュンはホテルの廊下にいた。
到底浴室の前にいられずに出てきたものの、
扉の前でどうにもならない感情と彼は闘っていた。
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「え?ジュンオッパ、一緒に帰ってきたんじゃないの?」
電話口でミホが声を上げた。
ミホ「じゃあ、あの造園師と一緒にいるってこと?あんたたち一体何やってんのよ!!!」
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電話の向こうの大声に、助手は思わず耳を離した。
彼は助手席に移り、スタイリストが運転を代わっていた。
助手「窓開けろ。こんな電話投げ捨ててやる!!!」
思い切り振りかぶって、やはり思いとどまる助手。
スタイリスト「チャッチャと切ってポーンと捨てちゃいなさいよ!!!」
+-+-+-+
ミホは立ち上がったまま不穏なオーラを発していた。
向かいの椅子に座っていたソノが、鞄を抱えてコッソリと立ち上がると、彼女がすかさず引き止めた。
ミホ「お兄ちゃん」
ソノ「?」
ミホ「行こう」
ソノ「行くってどこに…?」
ミホ「ジュンオッパ、車に乗らなかったって。あの女と一緒にいるのよ!」
そこへ入り口から声が響いた。
ヘジョン「うちのジュンが誰といるですって?」
ソノ「!!!」
+-+-+-+
3人は2階でテーブルを囲んでいた。
ヘジョン「何ですって?ジュンが一体どんな子とつき合ってるって?」
ミホ「つき合ってるのかどうか分からないけど、すっごく変なんですよ。おばさん、悔しくてたまらないわぁ」
ヘジョン「誰なの?どういう子?」
ソノ「あ…ここでしばらくバイトをしてるんです」
ミホ「造園師なんですけど、ここに住んでるんですよ」
ヘジョン「ここに住んでるですって?!」
ミホ「えぇ」
ヘジョン「ジュンがここにいるから会いに来たのよ。一緒に住んでるってこと?」
ソノ「違いますよ。ジュンはホテルにいるんです」
ミホ「あ!自分の部屋にジュンオッパが撮ってくれた写真飾ってるわ!」
ソノ「!!!(絶句)」
ミホ「お見せしましょうか?」
ヘジョンが大きな目をパチパチさせると、ミホは「ちょっと待ってて」と立ち上がった。
ハナの部屋に入るミホを、ソノが慌てて追いかける。
ミホが壁に掛けてあるハナの写真に手を掛けると、ソノは黙って制した。
ミホ「?」
ソノ「写真はダメだ」
ミホ「何で?…母親とそっくりだから?」
ソノ「!!!…お前何で分かったんだ?」
ソノの反応に、ミホは納得が行ったように頷いた。
壁の向こうで話している二人を疑問に思ったヘジョンが声を掛けると、二人は黙って顔を見合わせる。
ミホ「写真なかったみたいです、おばさん。けど、今度実物をお見せしますね」
ヘジョン「それでジュンは今どこにいるの?」
+-+-+-+
そのまま浴室から出てきたハナは、ベッド脇のソファにじっと座っていた。
廊下を向こうから近づいてくる足音に、彼女は振り返る。
ハナ「?」
ゆっくりと廊下を歩きまわる足音。
彼女は立ち上がり、ドアの向こうの様子を覗った。
そこへ、部屋のチャイムが鳴る。
ハナ「ソ・ジュンさん?」
ドアの向こうからは何の返事もない。
彼女はそっとドアを開けてみると、向こう側にいる誰かが乱暴にドアを引っ張った。
ハナ「!!!」
見知らぬ男が二人。
一人が「おい、調べろ」と声を掛けると、もう一人の男がドカドカと部屋に入って来た。
ハナ「何事ですか?!」
男1「一人か?」
ハナ「え?」
男はニヤリとして帽子を脱いだ。
1歩、また1歩、ハナに迫ってくる。
彼女は壁際に追い詰められた。
ハナ「!!!」
「何してんだ?」
そのとき、開けたままの扉からジュンの声が聞こえた。
男「!」
ジュン「人の部屋で何やってんだ?」
男2「何だと?」
ジュンに食って掛かろうとした男を、もう一人が肘で制する。
二人はそのまま何事もなかったように部屋を出て行った。
バタンと扉が閉まると、すっかり固まっているハナの隣でジュンが大きな溜息をついた。
ジュン「お前、頭おかしいのか?誰かも確かめずに何で開けたりすんだよ!」
ハナ「・・・。」
何も言えないハナに、ジュンは怒りの静まらないままベッドに座り、
ハナは力なくソファに腰掛けた。
ハナ「・・・。」
そっぽを向いていたジュンが、黙ったままのハナを振り返る。
彼は立ち上がり、ハナの隣の僅かなスペースに移った。
ジュン「お前がベッドで眠れ」
ハナ「いいんです」
狭いソファー。
急に隣に座ったジュンに、ハナは気まずく反対側へ体をずらした。
ホッとしたジュンの手が膝の上から滑り落ちる。
二人の手の甲が触れ合った。
ハナ「・・・。」
ジュン「・・・。」
意識が俄に手に集中する。
ジュンの手が、ハナに手を触れようとためらった。
そして、ゆっくりと…彼の手はハナの手を包み込んだ。
前を向いたままのジュン。
ハナがそっと彼の表情を窺う。
彼の眼差しは切なく…それでも穏やかに映った。
ハナ「本当に…私たちどうして別れちゃったの?」
まっすぐ彼を見つめるハナの視線の先で、彼は頑なに前を向いたままつぶやいた。
ジュン「どうしても理由がいるなら、俺が不治の病に掛かったことにでもしろよ…」
ハナ「不治の病に掛かったんなら別れちゃダメでしょう?」
ジュン「・・・。」
ハナ「本当にどこか悪いの?」
ジュンが呆れて笑い、初めて彼女を振り返った。
ジュン「お前、ホントに人の言うこと何でも信じるんだな」
ハナ「・・・。」
ジュンはそのまま頭を壁にもたれかけ、目を閉じる。
彼の横顔を、ハナはじっと見つめた。
+-+-+-+
朝日が昇り、柔らかな太陽の光が海面をキラキラと照らす。
イナとユニは二人、波打ち際を散歩していた。
靴を履いて歩くイナの隣で、裸足になって歩くユニ。
二人の足跡がピッタリと寄り添い、砂浜に並んだ。
#大人組が夜の間何をしていたのかは訊かないお約束なんでしょうか
しばらく歩いたところでイナが立ち止まり、歩いてきた道を振り返った。
少し進んだ先でユニも気づき、彼を静かに振り返る。
ユニ「どうしたんですか?」
ゆっくりと彼女の隣に歩み寄った彼は、もう一度一緒に来た道を眺めた。
イナ「あの足跡をごらん。素敵じゃないか?これからもずっと、こうして君と共に歩きたいんだ」
ユニ「・・・。」
イナ「これ以上寂しい思いをすることもなく、幸せに…」
ユニ「・・・。」
ユニを振り返ったイナを、彼女も見つめ返した。
イナ「僕と…結婚してください」
ユニ「・・・。」
思わず俯いたユニの額に、イナはそっと口づけた。
額へのキスは誓いのキス。君を幸せにしたい…イナの愛の誓いだった。
+-+-+-+
ジュンとハナも浜辺を歩いていた。
ジュン「ここ…小さい頃父さんとよく来たんだ。父さんがすごく好きな場所で」
ハナ「・・・。」
ジュン「小さい頃はずっと父さんと一緒だった。けど、両親が別々に暮らすようになって、そのあと何年か一度も会いに来てくれなかったんだ」
ハナ「どうして?」
ジュン「後になって分かったんだけど、母さんが止めたらしい」
ハナ「・・・。」
ジュン「けど、その頃は父さんの意思だと思ってた。父さんが悪かったんじゃないって分かった今も、なかなか心を開けずにいるんだ。俺を選んでくれたわけじゃなかったから」
ハナ「・・・。」
ジュン「俺ずっと…自分が求める人の一番にはなれなかった」
ハナ「・・・。」
ジュン「だから、お前に期待したんだ。お前は何だって俺が最初だったから。”あぁ、もしかしたらあいつの一番にはなれるかもな”って…」
ハナ「なれます」
ジュン「いや…。なれない」
二人は向き合った。
ジュン「話が…あるんだ」
ハナ「?」
彼女を見つめたまま、なかなか次の言葉が出ないジュン。
ハナは彼の言葉を待っているうち、向こうに見える何かに首をかしげた。
ハナ「お母さん?」
ジュン「?」
ハナ「…ソ教授?」
振り返ったジュンの向こうで、歩いてくる父の姿が見える。
肩を抱かれたハナの母が隣に寄り添っていた。
ハナ「あそこを歩いて来る人、うちのお母さんみたい」
思わず近づこうとしたハナの腕を、ジュンが強く掴んだ。
ハナ「?」
ジュンは彼女の手を引き、反対側へと走りだす。
+-+-+-+
ハナ「一体どうしたんですか?!」
林の中へ走ってきたところで、ハナはジュンの手を振り払った。
強く掴まれた手首が痛む。
ハナ「お母さんみたいだったけど」
ジュン「・・・。」
ハナ「お母さんとソ教授…だったのかも」
ジュンは黙ったままじっとハナを見つめた。
彼の深刻な眼差しに、ハナの不安がみるみるうちに募った。
ジュン「・・・。」
ハナ「ソ教授…ソ・ジュン…」
彼女の口から自分の名前が出た瞬間、彼の中で小さく何かが崩れた。
ハナ「お父さんと…よく来た海辺…!!!」
ジュン「あぁ。父さんだ」
ハナ「!!!」
ジュン「お前の母さんと…俺の父さん」
ハナ「・・・。」
二人の中に長い長い沈黙が流れた。
#正直ホッとした
+-+-+-+
ソウルへと戻る列車の中で、ハナはずっと押し黙っていた。
斜め向かいに座ったジュンが、無言でハナを見つめる。
窓の外で、美しい風景が瞬く間に流れ去った。
+-+-+-+
ユニがいるはずの植物園の社宅をテソンが訪ねていた。
秘書が何度もチャイムを鳴らし、ドアをノックするも、中から応答はない。
そこへ、植物園の女性スタッフがやって来て、驚いて声を掛けた。
スタッフ「そんな格好してるから見違えたわ。最近見かけないからどうしてるのかと思ってたの」
テソン「副園長はどこかへお出掛けですか?」
スタッフ「副園長に会いに来たのね。お辞めになったの。もう社宅も空けたのよ」
テソン「いつですか?!」
スタッフ「何日も前よ。突然本社から決定が下って通知が来たみたい。私たちだってどんなに驚いたか」
テソン「本社からですか?」
+-+-+-+
秘書の調べで、ヘジョンが要求したらしい決定であることがすぐに判明した。
取引関係上、本社でも要求に従う他なかったようだ。
以前、窓の外に見えたユニとヘジョン。
二人の姿がテソンの脳裏に蘇った。
ヘジョンがなぜそのような要求をしたのか、二人の間にどういう関係があるのか。
テソンは詳しい事情を調べるよう、秘書に指示を出した。
+-+-+-+
列車を降りたハナはまだ考え事に耽っていた。
ぼんやりとホームを歩いて行くハナに、後ろから続いて降りたジュンが声を掛ける。
ジュン「ハナ」
ハナは振り返ると、力なく微笑んだ。
ハナ「…嬉しいな」
ジュン「?」
ハナ「ハナって…。名前呼んでくれて嬉しい」
ジュン「・・・。」
ハナ「初めからそう呼んでくれれば良かったのに」
ジュン「・・・。」
ハナは再び背を向け歩き出す。
その背中に、ジュンはもう一度呼びかけた。
ジュン「ハナ」
ハナ「・・・。」
ジュン「ハナ!」
彼女は再び振り返った。
ただ名前を呼ぶだけで、何も言えないジュン。
そんなジュンに、ハナは穏やかに微笑みかけた。
それだけで、彼の思いは十分彼女に伝わっていたのだ。
+-+-+-+
二人は居酒屋でテーブルを囲んでいた。
黙って座っているジュンの前で、ハナが明るくグラスを突き出した。
ハナ「一緒に飲みましょ」
ジュン「・・・。」
じっとしたままのジュンの前で、ハナはテーブルに置いたままの彼のグラスにカチンと自分のグラスを合わせ、ぐいっと一口で酒を飲み干した。
「はぁー!」いつもどおりのハナを、ジュンが静かに見つめた。
ハナがテーブルの上で焼けていく肉をつつく。
ハナ「こういうとこ、好きじゃないでしょ?こういうのも食べないんでしょ」
大きな口を開けて肉を放り込むハナに、ジュンが思わず笑った。
ジュン「俺のこと何だと思ってんだよ。…俺だって好きだ」
ハナの瞳がにわかに切なくなった。
ハナ「別れようって言ったのは理由があるんだろうって思ってた。けど、こういうことだとは思わなかったわ…」
ジュン「・・・。」
ハナ「それで今までこんなに傷つけたのね」
ジュン「・・・。」
彼女は再び微笑んで口を開いた。
ハナ「撮影のとき、ホントは私、可愛かったでしょ」
ジュン「ひどかったぞ」
ハナ「…それでもあれは言い過ぎだったわ」
ジュン「…あぁ。可愛かった」
ハナ「あのモデルさんのこともわざとだったんでしょ?」
ジュン「そんなんじゃないって。けど、水かけたのはひどいぞ」
ハナ「何も感じないって…そう言ったから」
ジュンは俯き、ポツリと呟いた。
ジュン「何も感じないでいられるわけないだろ…」
ハナ「・・・。」
ジュン「・・・。」
ハナ「うちのお母さんのこと…憎んだ?」
ジュン「…そこまで考えたことはない」
ハナ「私は?」
ジュン「・・・。」
ハナ「娘の私も…憎くない?」
ジュン「・・・。俺にとってお前は…お前でしかない」
ハナ「…良かった」
安堵と、それに続いてまた押し寄せてくる悲しみ。
彼女の瞳に涙が滲んだ。
ハナ「私がすごく好きだってこと、分かってる?」
ジュンは黙って何度も頷いた。
嬉しそうに見つめるハナを見つめ返すジュンの眼差しは、どこまでも優しい。
涙が溢れそうになり、彼女は2杯目の酒を口に流し込んだ。
#このシーンのジュンを見てて、急に「グンソクくん、すっかりおとなになったなぁ」と思った。
+-+-+-+
静かに時間が流れた。
すっかり酔いつぶれてテーブルに突っ伏してしまったハナに、ジュンは小さな溜息をついた。
彼女を背中におぶって夜道を歩き出す。
ジュンはポツリポツリと話し始めた。
ジュン「お前がいくら母親の幸せを願ったとしても、俺は父さんの幸せを願うことはできない」
耳元で眠っているハナをそっと振り返る。
ジュン「それでもお前は…俺のこと憎んだりしないか?」
ハナがそっと目を開いた。
+-+-+-+
ホワイトガーデンに戻ったジュンの耳に、隣の部屋から泣き声が聞こえてくる。
ハナが一人、ベッドの上で膝を抱えて忍び泣いていた。
ジュン「このまま…俺と突っ走ってみるか?」
ハナ「・・・。」
ジュン「親なんて関係ない。このまま…まっすぐ突っ走るんだ」
一度止んだ泣き声が、ふたたび隣から聞こえてきた。
ジュン「やっぱり…いけないことだよな」
二人の瞳から大粒の涙が流れ落ちた。
#このドラマ、わざわざ場所を変えて話が続くことがすごく多くて前から気になってる。このまえ「別れよう」って言った後もわざわざカフェに落ち着いてて、正直興ざめだったよ(ボソッ)このシーンだって、泣き声が隣から聞こえてくるのはいいと思うけど、ジュンにこのセリフを言わせるなら、酔いつぶれて寝てるハナに独り言で言わせて欲しかったな…。
+-+-+-+
翌日。
ジュンは何事もなかったように撮影に戻っていた。
テーブルに並んだジュエリーを、テキパキと撮り進める。
一段落したとき、携帯が鳴った。
画面を見たジュンが怪訝な表情を浮かべる。
ジュン「もしもし?」
+-+-+-+
ジュンが扉を開くと、そこにテソンが待っていた。
代表理事、ハン・テソンの執務室だ。
ジュン「何です?うちの母親の話っていうのは」
立ち上がり、席をすすめるテソンに「このまま話を」とジュンは言い放った。
テソン「あなたのお母さんの要求で、ハナのお母さんがうちの植物園を不当に解雇されました」
ジュン「!」
テソン「どうなってるんです?ソ・ジュンさんのお母さんが、なぜキム・ユニ先生の解雇を要求するんです?」
ジュン「・・・。」
テソン「ひょっとしてハナに関係あるんでしょうか」
ジュン「二人の問題です。口を挟まないでください」
テソン「口を挟まないわけにはいきませんね。キム先生は我々の植物園に必要な方です。不当な解雇については私が是非を問いますが、ソ・ジュンさんのお母さんがうちのリゾートと重要な事業パートナーである以上、今後もまた困ったことが起きる可能性もあります」
ジュン「それは僕が解決しますから。僕が処理するからご心配なく。…話はそれだけかな」
テソン「・・・。うまくやれないなら、グズグズしてないでハナを手放してくれ」
ジュン「…俺たち二人のことをムヤミに口を出すな。別れるにしても、決めるのは俺たちだ」
テソン「・・・。」
+-+-+-+
ジュンが母親のオフィスに乗り込んできた時、彼女はスタッフたちとミーティングの真っ最中だった。
黙って入って来て母親を睨みつける彼に、場が緊張に包まれる。
ヘジョン「しばらく休憩にしましょう」
スタッフたちが一斉に席を外した。
ヘジョン「何の真似なの?」
ジュン「母さんこそ何の真似なんですか?」
ヘジョン「何ですって?」
ジュン「電話してください。母さんがしたことを今すぐ取り消すんです!」
ヘジョン「?」
ジュン「父さんの交際相手に辞職要求までなさったそうですね」
ヘジョン「あなたが…どうしてそれを?!」
ジュン「そんなことがどうだっていいでしょう。一体どうしてそんなことまでするんですか!!!」
ヘジョン「どうしてそんなことまでするって?憎いからよ。しちゃいけない?母さんがずっとやられてきたこと、こうやってでも仕返ししちゃいけないの?」
ジュン「…ダメだ」
ヘジョン「!」
ジュン「母さんがそんなことするのは…俺がイヤだから。今すぐ取り消してください」
張り詰めた表情のまま、ヘジョンが大きく息を吐いた。
+-+-+-+
「…そうしてくださいな。えぇ」
ジュンの前でヘジョンは電話をするしかなかった。
電話を切った彼女は、椅子に体を沈め、溜息をつく。
ヘジョン「これで気が済んだ?」
黙って出て行こうとするジュンの背中に、ヘジョンの声が飛んだ。
ヘジョン「家に帰ってらっしゃい。あなた、あそこで女の子と一緒にいるんですってね」
ジュン「・・・。」
ヘジョン「誰?どんな子なの?」
ジュン「会おうなんて思うなよ」
ヘジョン「だから、火遊びなんてやめて家に帰ってきなさいよ。お母さんのそばにいてちょうだい。あなたが必要なの」
ジュン「・・・。」
ヘジョン「それくらいはしてくれてもいいんじゃないの?」
彼は頑なに背を向けたまま、母の元を後にした。
+-+-+-+
母のオフィスを出たジュンは、そこへやって来たイナと出くわした。
イナ「何か用だったのか?」
ジュン「父さんこそ何か用ですか?」
イナ「?」
ジュン「もしかして、あの方の解雇の件でいらっしゃったんですか?」
イナ「それを…どうして知ってるんだ?」
ジュン「それなら入るのはやめたほうがいい。母さんを刺激しないでください。僕が解決しましたから」
イナ「!」
ジュン「そうでなきゃ母さんを慰めてくださってください。愛していなくても、それくらいはしてやれるでしょう」
父に向けるジュンの眼差しは、氷のように静かで冷たい。
固い表情のまま、隣をすり抜けるように出ていく息子を、イナは言葉もなく見送るしかなかった。
#イナが散髪して急にやせ細ったように見えるんですが…
+-+-+-+
ホワイトガーデンのガーデンテーブルで、ソノがハナの顔を見て口を開いた。
ソノ「その目、どうしたんですか?パンパンに腫れてますよ」
ハナは思わず麦わら帽子を深くかぶり直し、俯いた。
ハナ「あ…何でもないんです」
ソノ「僕の言ったこと、忘れてるでしょ」
ハナ「え?」
ソノ「話を聞いてくれる壁。何でも話してくれって言ったでしょ?壁みたいに、黙って聞いてあげますから」
「さぁ」とソノは目を閉じ、腕を組んだ。
ソノ「僕は壁。僕は壁だ…」
ハナ「…やめてください」
彼女の言葉にも、ソノは目を閉じたまま動かない。なぜなら彼は壁だから…。
ハナはためらいながら口を開いた。
ハナ「あのね…。もしものことなんだけど、自分が心から求めるものがあるのに、それを手に入れれば他の人たちを苦しめるかもしれないとしたら…」
その言葉に、ソノは思わず目を開いた。
それだけで十分だった。彼女が知ったことを、彼は悟ったのだ。
ハナ「どうしたらいいのかしら…」
ソノ「・・・。」
ハナ「本当に…心から求めてるのに」
ソノ「・・・。」
ハナ「…私、どうしちゃったんだろ」
ふいにこみ上げた涙に、ハナが鼻をすすった。
ソノ「泣かないで。胸が痛むから…」
そのとき、ハナの電話が鳴った。
+-+-+-+
ハナはテソンの車の助手席に乗り、どこかへ向かっていた。
ハナ「ソ・ジュンさんのお母さんが、うちのお母さんを解雇してくれって?」
テソン「あちらがお前のこと苦しめてるんじゃないのか?」
ハナ「ううん。そんなことないよ。…そのこと、ソ・ジュンさんも知ってるの?」
テソン「ソ・ジュンさんが自分のお母さんに頼んで、無事解決した」
ハナ「はぁ…。彼に知れなきゃ良かったのに」
テソン「・・・。」
自分の母親のことに胸が痛みながらも、それをジュンが知ったことに、より胸を痛めるハナ。
彼女の溜息に、テソンは言葉もなく窓の外へと視線を移した。
ハナ「私、どうしてこんな辛いことばかり引き起こしちゃうんだろ」
テソン「お前、今あの人のことが心配なのか?」
ハナ「お願いがあるの、先輩。お母さんにソ・ジュンさんのことを話さないで」
テソン「・・・。先生に言わないつもりでお前を連れて来たんだ。先に話そうと思って。先生に復職のことを話すとき、お前にも一緒にいてほしい」
+-+-+-+
二人が植物園に到着した時、ユニは女性スタッフとともに園内を歩いていた。
車から降りてきたテソンに、ユニが驚いて声を掛けた。
ユニ「テソン!」
続いて車から降りてきたハナに気づき、ユニは思わず表情を和らげるが、
娘の表情は硬かった。
ハナ「お母さん…」
今にも泣き出しそうな顔で駆け寄ったハナは、そのままユニに抱きついた。
愛しい娘の髪を優しく撫でるユニ。
ユニ「ごめんね、ハナ。ビックリしたでしょう?すごく驚いた?」
+-+-+-+
3人は木陰のベンチに腰を下ろした。
ユニ「代表理事?」
テソン「・・・。」
ユニ「あなたには驚かされるわ。どうなってるの?」
テソン「そういうことになったんです。すみません」
ハナ「お母さんは大丈夫?」
ユニ「…うん。(テソンに向き直り)私に気を遣ってくれるのは有難いことだけど、私のせいで立場が悪くなるのはイヤよ」
テソン「いいえ、先生。こちらの過失だったんです。それなのにこうやって話に応じてくださって…本当に失礼しました。先生はうちの植物園でなさりたいことがたくさんおありでしょう?もう一度戻ってきてください」
ユニ「・・・。」
戸惑い、隣に寄り添う娘を振り返ったユニに、ハナは頷いた。
+-+-+-+
テソンと別れ、ユニとハナは二人で園内を歩いていた。
ハナ「ひどいよ。私に一言も言ってくれないなんて」
ユニ「無駄に心配させると思ったのよ。ちょうど今日くらい、会いに行こうと思ってたのよ。ソ教授と一緒にね」
ハナ「・・・。」
ハナの顔が俄に曇る。
ユニが立ち止まって彼女の顔をのぞき込んだ。
ユニ「ところで…あなたはうまくやってるの?」
ハナ「・・・。」
ユニ「お母さんが心配するから、元気な振りしてるんじゃない?」
ハナはぎこちなく微笑んだ。
ユニ「好きな人は?いつ会わせてくれるの?」
ハナ「・・・。」
ユニ「ハナ?」
ハナ「・・・。」
そこへ「ユニさん」と誰かが呼ぶ声が聞こえた。
向こうからイナが二人の方へと歩いてくるのが見える。
+-+-+-+
ここで一旦区切ります。
前回、「お名前入りでコメントを」と最後に書いたことに全員の方が同調してくださって、本当に嬉しいです。
切ないストーリーのせいもあってか、ドラマの内容についての感想が一気に増え、とても楽しく読ませていただきました。
ありがとうございます。
yujinaさん、いつもありがとうございます!
返信削除朝から号泣・・・。
居酒屋のシーン、言葉がわからなくても
切なくて切なくて涙だったのですが、
セリフがわかるとなおさら。
OST、聞きながら、確かにいいですね!
でも涙の量も倍増しました~(^^;)
続きも楽しみにしています。
無理しなきゃできることではないとは思いますが、
無理しすぎないでくださいね。
yujinaさんの訳を読むようになって
真剣に(独学からですが)ハングル勉強しはじめました。
ありがとうございます&楽しんでます♪
またまた涙が止まらない…翻訳を読む度に、ドラマのシーンが浮かんできてジュンとハナの心の葛藤がよりリアルに浮かび上がって、切なくて、胸が痛くて…
返信削除ユジナーさんには本当に感謝してもたりないです。
素敵な翻訳ありがとうございます。
仕事の合間に密かに読ませていただいてます。でも、泣けてきそうで我慢すると、鼻水が…
返信削除この回は、とても切なくて。イナに苛だちが。
ユジナさんが、グンソク씨の表情を表現してくださってる部分の優しい雰囲気が、いつも嬉しいです。
お休みされてからでいいので、またお待ちしています。
拝見しました。
返信削除引き続き切ない展開でしたが、ジュンが一人で抱えていた残酷な運命の事実を
ハナと分け合えたのは良かったな。。と思えた回でした。
“大人組が夜の間何をしていたのかは訊かないお約束なんでしょうか”
この突っ込みに笑ってしまいました^^
ジュンとハナがソファーで手を握ってから朝を迎える様子が見たかった。。!!
きっとあの二人はキスさえしてないと思うけど、
触れたいけど触れられないもどかしさに揺れる二人を見たかった~。。
想像力が鍛えられるお話ですね。。^^
また次回を楽しみにしています^^
Yujinaさん
返信削除おはようございます(^^)/
UPありがとうございます^^
居酒屋のシーン
僅かに聞き取れる言葉とニュアンスだけでも涙が溢れて仕方なかったのに
Yujinaさんの翻訳で二人の会話の全てが分かり号泣しました(T-T)
ジュンの表情が切なくて(T-T)
後半も楽しみにしております^^
初めまして。
返信削除私は3つの国の血が入っています・・・。
コリアが1/4です。ラブレインほど美しい話ではないけど、
両親の悲恋があり、コリアの事は封印されています。
でも、昔からコリアには惹かれています。
「血が騒ぐ」ってこのことだと実感してます。
コリアの勉強をしたり、ドラマを見るのは母が嫌がりますが、やっています。
勝手にYujinaさんから、勇気をもらってました。
心からありがとうございます。
いつも 素敵な翻訳をありがとうございます。
返信削除私も yujinaさんと同じこと思いました。
「終わりにしよう」 と ジュンが言った後、何で わざわざ場所を変えて、カフェ!?
おんぶして帰った部屋でのシーンも また 然り・・・
”流れ”をぶった切られたように感じますネ (-""-;)
yujinaさんのブログがなければ私はこんなに感動しながら
返信削除サランビを楽しむことができなかったでしょう。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。
メリは外泊中からお世話になってます。
アナログ人間の私はyujinaさんのブログを一冊の本にしました。
サランビも同じです。
リアル視聴できない友達が本になりつつある「サランビ」を貸して貸してとうるさいんですよ。
今回も『#みどりの文字』がツボでしたw
返信削除なかなか言い出せないでいるのに、
場所移動までしたら、さらに切り出しにくいダロにと思ってましたので
同じようなことを思うヒトがいた!と嬉しかったり。。。
#大人組が夜の間何をしていたのか。。。これも同感!
そして、子供組もハナがストレートからウェイブに変わっていたので
あ、お風呂は入ったのね ムフっ。。。と思ったりしてw(妄想し過ぎでしょか?)
ここいらへんの描写を飛ばすのはお国柄なんでしょうかね。
こんにちは。
返信削除いつもすごく楽しみにしてます!
日本語字幕で最初は見てたのですが、削除されて見れなくなってしまったので困ってた時に知り合いにこちらのブログを教えてもらいました。
台詞以外の情景など、細かく書いて下さってるので、本当に小説を読んでるようでとても分かりやすいです!
始めてこちらのブログを読んだ時はレベルの高さに感動してしまいました!笑
続きがすごく気になっていつもちょこちょこ更新チェックしてしまいますw
映像を見てなくてもドラマを見ているような気持ちです!
いつもご苦労様です^^
そしてありがとうございます♡♡
これからも楽しみにしていますので、更新頑張ってください\(^o^)/
ユジナさん、こんにちは。
返信削除なんともせつないシーンの連続で読んでいても涙が溢れ出ます。
どちらのカップルもうまくいってほしいですが…(T . T)
翻訳ありがとうございました^^
居酒屋のシーン ジュンが 俺にとってお前は お前でしかない、というセリフの
返信削除韓国語のやさしくて 大人な 言い方に 泣きました。
海辺で お父さんと小さいときの思い出があったことが 訳していただいたおかげで
わかり感謝しています。 イナだって優しい父だったんですよね。 なんだかほっと
しました。
いつも翻訳ありがとうございます。いきなり夜が明けたら、2組のカップルはどうしていたのだろうかと突っ込みたくなる気持ち。まさに代弁してくださって、ぶっと吹き出しました。あまりにも切ない演技が上手なので、ますますソジュン役のソギに惹かれている私ですが、彼が「おとなになったな」とのご感想を読んで、納得しました。彼自身の演技力も円熟してきているってことですね。
返信削除この話は、ご指摘のように確かに陳腐な設定が多いですが、それを復すにあまりあるソギの演技が私を画面から惹き付けて止みません。涙涙で、真剣に若者達のハッピーエンドを願うばかりなのですが、これから先、せっかく中年組があきらめたとしても、ライバルを憎んでいる母親が絶対に嫁とは認めっこ無いでしょうから最後の壁となって、二人にハッピーエンドはあり得るのでしょうかね〜〜〜。
ますます気になって続きが待てなくなって来ました。翻訳作業は大変でしょうけれども、気長にお待ちいたしますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
OST聞きながら...やってみました!
返信削除いいですね.もっと前からすれば良かった(笑.
ホテルに宿泊してるとき,突然やってくる二人組が謎でした.
タイミング良くジュンが入ってきたのは廊下にいたからなんですね.
居酒屋のシーン.
二人の思いを伝え合ってるのに切ない...うーん,泣けます.
へジョンの気持ちもわかるけど,なんとかハッピーエンドにならないですかね??
いつも 楽しみに読ませて頂いてます。忙しいと思いますが
返信削除ありがとうございます。
リアルタイムで見てyujinaさんのブログを読んで、また映像をみて
またyujinaさんのブログを読んでと復習をしています。
あまりに悲しすぎる恋に、ハナはソノと結ばれた方が幸せなんじゃないかな?
(似たもの同志なので)と思ったりもして。。。そう簡単にはいかないとは
思いますが・・・前半の幸せムードが懐かしい(T_T)
私も、気になったのが大人組もお泊まりだったんだよね~と・・・
でも、おでこにチューだったので純粋?なイナは手をだしてないのかな???
などと・・・よけいなお世話だとは思いますが。。。別の部分でも楽しんでます。
最近はちょっと重くなりがちですが、ハッピーエンドと信じて見ることに
しています。yujinaさん最後までよろしくお願いしますね。
PS.名前だけでも投稿できると知らなくて今までは匿名でコメント送ってました
これからはちゃんと名前付けてコメントしますね(^_-)
ありがとうございます(⌒‐⌒)
返信削除会社で読んだので あらためて
お家でostをききながら よませていただきます
素敵な時間をありがとうございます(⌒‐⌒)
いつも、ステキな訳をありがとうございます。
返信削除ドラマを見て半分泣き(言葉のせいで全部泣けません・・・)
yujinaさんの訳を読んで追い泣きしています。
言葉の表現は人によって違うものですから、yujinaさんの訳したものを読んで、
心置きなく泣けるのはyujinaさんの言葉に心が乗っているからだと思います。
私はジュンが、”求める人の一番にはなれなかった、ハナの一番になれるかもって期待してた”
っていうところでボロ泣きです。
俳優としてのチャン・グンソクはすごいですね。私はけっして。ウナギではないのですが、
演技にひきこまれますね。
ジュンがあきらめることなく幸せになるよう願っています。
引き続き、ステキな訳&的確なコメントを楽しみに待っております。
yujinaさんへ♪
返信削除ありがとうございます♪
ジュンが、こんなにストレートに気持ちを言葉にしてたこと‥初めて知り‥私の心もせつなさで、いっぱいになりました‥
OSTを聞きながら~翻訳を読んでいると、頭の中では映像がながれてきます。
ソノの存在が~暖かくてここちよくて~癒やされますわ~( ´艸`)
ソノに微笑んで~「ケンチャナ?」と言われたい~ 脱線しました!(^-^;)
今日は、お休みとのこと‥
‥やはり期待してしまいます♪
アニエヨ‥ゆっくり休んでください!
以前にもコメントさせていただきましたが匿名で失礼しました。
返信削除毎回、読ませていただいています。
まるで、小説をよんでいるかのように流れる訳に引き込まれます。
リアル視聴し、訳を読ませていただき
その後、映像と合わせてもう一度読ませていただいています。
おかげで、簡単な単語は理解できるようになってきました。
なので、本気で勉強しようかと思いはじめました。
Yujinaさんのようにはいかないと思いますが、
少しでも近づけるようにがんばります。
ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします。
翻訳ありがとうございます。
返信削除yujinaさんの翻訳を読んでるとその風景が自然と思い出します。
グンソク君は顔の表情、手の仕草の演技が凄いので
言葉が分からなくても見ている側に感情が伝わってくるのですが
yujinaさんの訳を読んでようやく1話が完成されるんです。
映像を見て涙、訳されてる同じ所でまた号泣・・・。
多分ここにこられてる方はみな同じだと思います。
ラジオで翻訳をする時間を聞いたときにビックリしました。
お仕事もなさっているのに、その後で寝ずに翻訳の作業をされていて・・・。
楽しみにしているのですが、ただyujinaさんのお体が心配です。
無理をなさらずにして下さいね。
次までまた1話から読みます。何回読んでも心に染みるんです。
おかげさまで、読ませていただきながら、ドラマのシーンが浮かんできて 何倍にもなってドラマを楽しませていただいているようです。毎回、本当にありがとうございます。
返信削除ホテルでのシーン、居酒屋のシーン、会話がはっきりとわかるとまた一段と切ないやり取りだったんだなって感じました。
苦しいけど、苦しいシーンは飛ばしたいくらいだけど、ここを乗り越えていかないとラストでの感動が半減しちゃいますよね。
堪えなければ... (>_<)
また楽しみにしてますね!!
いつもありがとうございます。
返信削除楽しみにしています。
♯正直ホッとした
そうです、そうです、私もです。
何も心にもない冷たいこと言わなくっても、切なさは充分伝わるんです!!
いずれは分かることなんだから、
ジュンが自分から言ってくれて良かったって思いました。
はじめまして♪
返信削除こっそり読ませていただいておりましたが、コメントは初めてです。
yujinaさんの感性がガッツリ入った、とても抒情的な翻訳で、
楽しい時は楽しく、悲しいシーンではとても悲しく描かれており、
いつもとても楽しく読ませていただいております。
いつも楽しみに拝読させていただいてます。
返信削除毎回Yujina様のセリフ以外の描写の美しさにどきどきしています。
今回はグンソクくんの「ハナヤ」に激萌…
いつもありがとうございます。
ありがとうございます♪
返信削除居酒屋でのやり取りが気になっていたので、ちゃんとわかって涙です。
切ないですね~~~~
そして、ますますユナちゃんが可愛くなっていますよね~本当に恋していそう・・・
皆、幸せになれると良いのにな♪
これからも楽しみにしています!宜しくお願いしますm(_ _)m
いつも、読ませて頂いています。ありがとうございます。
返信削除リアルタイムで見た後、翻訳をよんで、見過ごしたシーンを発見して嬉しくなります。
ホテルのソファーで、二人の手の甲が触れ合った。の所
ユン・ソクホ監督の、秋の童話の
窓辺で小指と小指が触れ合って、ドキドキってシーンを思い出しました。
もどかしく切なく、でも、美しい描写も、グンソクっしの演技についても、
yujinaさんの言葉が、毎回楽しみです。
コメントも楽しく読んでます。
ソファーで、手を繋いだまま、朝を迎えてほしい。って
私も、思ってました、親たちは、お好きにど~ぞー、です。
ゆっくりで大丈夫です。お体に気をつけて、又続きもお願いします。
こんにちは
返信削除いつもじっくりと、言葉を噛みしめながら拝見しています。
回を重ねるごとに、ソ・ジュン(グンちゃん)が、
どんどん「男」になってきたなと感じてます。
だから、Yujinaさんの「おとなになったなぁ」のところで、
そうそう!と頷いてしまいました。
「お前は…お前でしかない」なんて、グッときます。
お体に無理のないよう、更新お願いします。
こんにちは。初めてコメントさせていただきます。話の内容が知りたくて、検索しまくってやっとYujinaさんのブログに辿りつきました。3週間前のことです。1話から何回もリピートして拝見させていただきました。動画見ては、こちらに立ち寄りセリフの復習です。独学で韓国語を勉強なさって、翻訳がお出来になるなんて、本当に尊敬の一語に尽きます。グンちゃんのウナギになって約10か月。やっと単語や簡単なセリフが聞き取れるようになってきて、本格的に韓国語の勉強をしてみようかなぁと思っている今日この頃です。しかーし、仕事をしながら、中一を先頭に小2、もうすぐ4歳になる男3兄弟と、それ以上に手のかかる旦那のいる我が家では、至難の業かなと。。。お身体に気をつけて、これからますます目の離せないラブレインの翻訳宜しくお願い致します。毎日楽しみに待っています。有難うございます。
返信削除本当にいつもありがとうございます。どんなにか yujinaさんのUPが待ち遠しいことか・・・。
返信削除セリフだけでなく 情景までも綺麗に浮かんできて幸せな時間を過ごせます。(内容は切ないですが・・・)
上手に表現ができませんが、本当に楽しみです。
あと残すところ 少しになってきましたが、マイペースでいいのでお願いいたします。
すっかり yujinaさんの fanです。(おばさんですが・・・)
引き続き一気に読んでしまいました^^
返信削除ついにやりましたね!ジュンママ…
毎回「いつ、何をしかけるんやろう?…」と思っておりました^^;
でも回を追うごとにジュンとハナが切ない…
それを見守ってるソノにも感心してしまいます。。。
余談ですが…
ジュンママは若い頃とソックリですが、ソノパパ、ジュンパパ、チャンモの変わりようったら…
でもチャンモ甥が出てきたので思い出せるからよかったですぅ~(#^.^#)
翻訳ありがとうございます!
返信削除前回は匿名コメントだったので、名前いりに
チャレンジしてみます!
私も毎回OST 聞きながら楽しんでいる組です。
場面変わりすぎ!わかります~
あと、このまま続ければいいのに、って場面展開もありませんか?
撮影スケジュールで別録りになったか?
とか思いますが、どうなんでしょうかね。
リアル視聴組でもありますが、、
今晩含め、あと5回、よめない~
yujinaさん、こんばんは。
返信削除訳アップありがとうございます。
居酒屋のシーンで、柔らかい暖かな会話だったのですね。普通に付き合っていたら、きっと何度もこんなシーンがあるでしょうに、もっと明るい会話になるだろうに、と余計に切なくなりました。
みんなが幸せになれる方法、ないのかな。
毎回パソコンの前でリアルタイムで泣いて、yujinaさんの訳を読んでまた泣いて、を繰り返しています。
いつも本当にありがとうございます。
返信削除セリフは英語字幕がアップされたらすぐそれを見てるので一応わかってるのですが、
yujinaさんの訳はセリフとセリフの間の心理描写が本当に素晴らしいんですよね!
またその描写が切なくて……。
それを読んで、あぁあのときの思いはこういうことだったのか……とドラマを新たに見ている感覚になります。
ノベライズ作家になったらよろしいのに!と本気で思います。
そして、写真も美しくて。さすがデザイナーさんですね~。
本当に楽しみなので、お忙しいでしょうがこれからもぜひどうぞよろしくお願いします!
yujinaさん、お疲れ様でした(^^)
返信削除今回も寝る間を惜しんでおられたのかな~?と、少々お体が心配です。
今日は仕事の休み時間に拝読させていただきました。
しばらくポ~ッとして、仕事の頭に切り替えるのが大変でした。
素敵な翻訳をありがとうございます♪
yujinaさん、今回も本当にありがとうございました!!!!!本当に自然なステキな翻訳ですね。文才ですね。
返信削除こんばんは。
返信削除今日朝起きて、「まさか更新されていないだろうな」と思いながらパソコンを開いてみると、なんと、もう更新されていてびっくりしました。そして、めちゃくちゃうれしくて一人で叫んでしまいました(^▽^;)。
学校に行ってからずーっと、「早く家に帰って読みたいな~」って思っていました。
授業中も先生の話が、ほとんど頭に入ってきませんでした( ̄Д ̄;;笑。
受験生なのに・・・・。
そして学校が終わったら急いで家に帰ってきて、さっそく読ませていただきました。
もう、最高です!!\(o ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄▽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄o)/ワーイ!!
感動の嵐です(ノд・。)
たくさん感想を書きたくて大変なので、ひとつだけ書きます。
ハナが自分のお母さんとジュンのお父さんが付き合っていることを知ったシーンで、僕もyujinaさんと同様に正直ホッとしました。急に別れることになり、理由もわからずジュンから冷たい態度をとられて、辛そうにしているハナが可哀そうで見ていられませんでした。
この事実をお互いに知って、今後どうなっていくのかとても興味深いです。
yujinaさんの素晴らしい翻訳を楽しみに待っています。
今日はOSTを聞いてはいませんが・・・
返信削除翻訳読ませていただきありがとうございます。
グンちゃんの演技は素敵・・・大人になったんですね。
ハナに別れる理由がわかって良かった。なんでジュンだけが悩まなければ
いけないのかと・・・2人で考えていけばいいのにと・・・
今日も言葉がわからないですが・・・眠くならないよう頑張って観ます。
また素敵な翻訳待ってます。
yujinaさま
返信削除13話ありがとうございます。yujinaさんの翻訳があって会話の微妙なニュアンスが理解できます。
設定はありふれているのですが、映像がものすごくきれいだなと思ってみています。グンちゃんファンといえるほどではなかったのですが、このドラマでグンちゃんがすごくきれいで、また表情がすごく良くて、ウナギになってしまいそうです。
yujinaさんが韓国語取得に使われたと書かれていた本買いました。まだ手をつけていないのですが、頑張ります。
これからも、素敵な翻訳、よろしくお願いします。
お忙しいのに こんなに頻繁に翻訳 ありがとう ございざいます
返信削除韓国語はわからないのですが 毎回自分なりに解釈し ドラマを見ていますが 翻訳がAPされると改めて感動します
切なすぎるドラマ 大人になった グンちゃん とても素敵な俳優さんに 成長してくれていますね
これからも もっと素敵な俳優さんになってくれるように うなぎとして 応援していきたいと思います
これからも 楽しみにしていますので よろしくお願いいたします
yujinaさん、今回も又ありがとうございます。
返信削除本編に対するyujinaさんの心の声に共感しながら、愉しませていただきました。
浜辺のいつぞやイナとユニが通った木々の間を歩きながらのジュンの台詞に、ジュンの心のトラウマのような、かせのような、そんな思いを吐露していたとは露知らず。
…大切な人の一番になりたい…なれると思ったという台詞に、ぐっときました。
yujimaさんのおかげです。
もどかしい想い。もどかしい展開…
ここにきて、手を重ねる…という、一つの仕草に、深い意味と、台詞ではない心の叫びを
感じさせられ、俳優ソギの幅のある演技が見られて、嬉しいです。
監督の拘りでもあるのかもしれませんね。
キーとなる仕草や、二人の間の距離感をはかる表現は、70年代でも、現代でも、パラレルのように、時として執拗に出てきますね。
服の色合いでも、二人の距離や気持ち、関係の変化を現しているのかしらと思ってます。
場面展開も、監督の拘りなのかもしれませんね。
ただ、そういった拘りが、時としてせっかく
心の叫びや哀しみを演じ、捕まれかけた見る側の気持ちを冷めさせてしまう事も、
確かにありますね。
意図を感じる、構えて深読みしてしまう、隙をくれてしまう…そんな時もあるかもしれないです。
又続きをお願いします。
それから、yujinaさんの心の声のメモも、
楽しみにしていていいですか? (^ー^)ノ
いつもありがとうございます。
返信削除ぐんちゃんのソジュンも素敵ですが、ソノの優しさに癒されます。70年代のドンウクと同じ俳優さんとは思えません。ソノの性格とイナの性格がかぶってみえるのは私だけでしょうか。
16話のエンディングでやっと二人の笑顔が見られて良かったです。
このまま幸せになってほしいな♡
こちらには初めてコメントさせていただきます。
返信削除いつも読み逃げばかりでは申し訳ないので。。。
yujinaさんの文章は心に染み入ると言うか、スッと入って来るのです。
セリフに現れない背景や心の動きまで絶妙に表現されていて、尊敬するばかりです。
読んだだけで、そのシーンが蘇るのでまた復習で見直したくなったりして。
これからも楽しみにしています。いつもありがとうございます♡
初コメですが・・・いつも読ませて頂いています。
返信削除感想ですが最終話が終わってからコメントしたいと思います。
本日は足跡のみとさせて下さい。
yujinaさん、11話の訳からいま一気に13話前半まで読ませていただきました。
返信削除いつも、心の琴線に触れる翻訳をチョンマル コマッスミニダ~!
yujinaさんの訳を頭に叩き込んで動画を視聴。大人組と子供組の刹那な描写がグイグイと心に迫ってきて、いま涙目の私です。
母親の初恋相手がジュンの父親だった…とうとうハナに知られてしまいました。
いままでこの現実を一人で抱え込み、混沌とした気持ちを一人で消化していたジュンにはハナに知れたことで追い討ちをかける現実がまたのしかかってきた13話。
いったいこの先どうなっちゃうの???
(グンソク君はこういった難しい場面での感情の起伏、表情、特に目での演技がすごく上手いし惹きつけられますよね!そしてますます精悍さが増し、超~カッコイイです♡)
ハナがやっと現実を知ってくれて私も内心ホッとしました。
深夜のせいか、書き始めたら終わりそうにありません。それほど興奮ぎみの私です(≧∇≦)
取り留めないコメントでスミマセン。サランピ&yujina大ファンの私です。
これからもどうかよろしくお願いします!
Yujinaさん、おはようございます!! 昨夜もストーリーをあまり把握出来ないまま一生懸命見ていました(笑)ダメ元で~と来てみたらアップしてくれていたのですね。もっと早く来れば良かった\(^o^)/
返信削除Yujina さんのおかげでモヤモヤがとけていきます。本当に簡単な韓国語しかわからなくて……やっぱりyujina さん頼りな私です……(^-^;
これからもよろしくお願いします!
こんばんは。
返信削除#正直ホッとした
ここ納得です。予告を見たときに「よかった」と
胸をなでおろした私ですから・・
どんどん切なくなってきました。
それにともないグンソクさんの演技が光ってきているような。
でも・・にっこり笑顔のぐんそくさんみたいです。
yujinaさん、いつもありがとうございます。
返信削除映像を言葉に置き換える作業。しっくりとくる言葉が見つかるまで、
大変なご苦労かと思います。
毎回とても素敵な文章で、
ウルウルしたり、時にはクスリとしながら読ませていただいています。
もしも、グンソクssiの主演のドラマで無ければ、
月火の夜に速攻帰宅し、走り回って家事を片付け、
本番死守では見ないかも。。
その位、魅力的な俳優さんに成長しましたね。。
出来れば特殊メイクで現代版イナも演じて欲しかった。。(贅沢!)
結ばれないかもしれないという境遇の4人。
そして、残すところあと4話。
爽やかに終わらせてくれるのでしょうか。。
いつもありがとうございます。
返信削除この回は居酒屋のシーンはとーってもいい場面だったののに会話がわからず
すごく気になっていたんです。
今、読みながら涙が出て来ちゃいました。
そして「、大人組が夜の間何をしていたのかは訊かないお約束なんでしょうか」
思わず、私もそこツッコみたいと思っていました。
またよろしくお願いします。
こちらを読んでいるだけで、映像がよみがえります。すごいです。