ラブレイン15話に入ります。
さっそくどうぞ
+-+-+-+
「愛する人が出来たんです。…心から好きになった人なんです」
イナは静かに答えた。
イナ「知っている」
ジュンの声が震えた。
ジュン「今…何ておっしゃったんですか?」
イナ「それは…ハナなんだろう?」
ジュン「知ってたとおっしゃるんですか?」
イナ「・・・。」
ジュン「知っていて…黙っていらっしゃったんですか?」
イナ「悩んでいるところだったんだ」
ジュン「僕がこうして訪ねて来なかったら、このまま知らないふりして結婚するおつもりだったんじゃないんですか?」
イナ「違う。それは違うんだ。他のことなら悩みもしなかったろう。しかしあの人は…30年もの間私にとって死んだ人だった。死んだと思ってずっと忘れられずにいた人が、生きて目の前に現れるとは…私にとっては奇跡だったんだ。そう思うと…もう二度と手放したくはなかった」
ジュン「・・・。」
イナ「私にもう少し時間をくれ」
ジュン「時間をあげたなら?別れるなら、少なくとも僕たちのように初めて知った時にすぐ別れたはずでしょう。それ以前に、あの方が死んだと思っていた30年間、父さんの家族…母さんと僕のために少なくとも忘れようと努力するくらいはなさったはずです」
イナ「お前たちを不幸にはしたくない」
ジュン「嘘をおっしゃらないでください!!!」
ジュンは思わず立ち上がり、声を荒げた。
イナ「・・・。」
ジュン「父さんは決して別れることなんて出来ない」
イナ「・・・。」
ジュン「そうに決まってます」
黙っているイナの前で、ジュンが父のアトリエを出ていく。
扉の閉まる音が静かなアトリエに響いた。
イナ「・・・。」
+-+-+-+
イナは長い間しまい込んでいた一枚の絵を取り出す。
包み紙をほどくと、あの日、美大前のベンチで本を広げていたユニの姿が現れた。
あの日のときめきが、30年間変わらない絵の中から蘇った。
長い間、彼はその風景を見つめていた。
+-+-+-+
ジュンが車を走らせたのはハナのもとだった。
連絡を受け、ハナが家から出て来ると、家のすぐ下の通りにジュンが立っていた。
ハナ「ここにいちゃダメでしょう?誰かが見たらどうするんですか?お母さんに見られたら困るわ」
ジュン「・・・。」
いざハナの顔を見ると、ジュンは何一つ言葉がでない。
ハナはその場を離れようとジュンの手を引いて走りだした。
ひとしきり走ったところで、ジュンは彼女の手を振りほどく。
ジュン「これが…お前の言う家族になるってことなのか?」
ハナ「・・・。」
ジュン「逃げ出して隠れて…嘘をつくことが?」
ハナ「・・・。」
ジュンはハナの前に近づいた。
ジュン「俺を見ろよ」
逸らしていたハナの視線が、ゆっくりとジュンの視線と重なる。
彼女の目は潤んでいた。
ジュン「このまま…二人で突き進んでみないか?」
ハナ「!」
ジュン「ここまま俺たち二人…行くところまで行こう」
ハナ「・・・。」
ジュン「最初からそうするべきだったんだ。正直に話すべきだった。お前のことも、誰のことも考えずに、自分の思った通りにするべきだったんだ」
ハナ「・・・。」
ジュン「お前さえそう言ってくれるなら…俺にはもう何も関係ない」
彼女の瞳にみるみるうちに溜まった涙が、大きな粒になって零れ落ちた。
ジュン「俺と…俺と行くところまで行くか?」
ハナ「・・・。」
ジュン「そうしないか?」
涙が次から次へと流れる。
彼女はゆっくりとジュンに近づき、彼を抱きしめた。
耳元で彼女の泣いている声が響く。
ジュンはじっと黙ったまま、彼女の言葉を待った。
ハナ「…ごめんなさい」
彼の瞳から静かに涙が零れる。
溢れそうになる悲しみを、彼は目を閉じて精一杯封じ込めた。
彼女の体を離すと、涙で一杯になった彼女の顔を見つめ、彼は穏やかに語りかけた。
ジュン「そうだな。家族になろう」
ハナ「・・・。」
ジュン「馴染めそうだな。家族なんて…俺にとっては傷つくだけの存在だったから」
ハナ「・・・。」
ジュン「お前もやってみろ」
ジュンの瞳が俄に厳しくなる。
彼は背を向け、彼女の前から足早に立ち去った。
遠ざかっていく彼の背中を見つめながら、またハナの目から涙があふれる。
彼女はそこから動けずに立ち尽くしていた。
+-+-+-+
車を停めた場所まで戻ってきたジュンは、ふと人影に気づいて足を止めた。
少し離れたところで、父が車から降りてくるのが見える。
+-+-+-+
ユニが玄関を出ると、そこにイナが立っていた。
ユニ「急に…どうなさったんです?」
イナ「持って来たものがあるんです。ユニさんにあげたくて」
後をついてきたジュンがそっと顔を覗かせた。
ユニ「何ですか?」
イナ「これはね…」
反対側から、戻ってきたハナが声を掛けた。
ハナ「教授」
イナ「あぁ、ハナ」
ハナ「どうして外に?お入りになってください」
ユニ「中でお茶でもいかがですか?」
イナ「そうしようか」
父とユニ、そしてハナ。仲のいい家族の姿が、ジュンの目に映る。
何もできずに見ている自分の前で、3人は家の中へ消えていった。
+-+-+-+
イナが持って来た大きな包みを開けてみると、30年前の自分をおさめた絵が現れた。
ユニ「!!!」
ユニは息を呑んだ。
#これ、つくづく不思議な感じですよね。この絵の中にいるのはユナちゃんが演じがユニであり、ユナちゃんはこの絵の人の娘として今、後ろでそれを見ているなんて…。演じてて感慨深いと思うなぁ
ハナ「これ、お母さんですか?」
ゆっくりと振り返ったイナが、穏やかに頷いた。
ハナ「当時のお母さんをお描きになったんですね…」
雨に濡れた体もそのままに、夢中でキャンバスに向かったあの日…。
そして、イナのロッカーをそっと覗いて、自分が描かれた絵を見てしまったあの日…。
二人の心にあの日のことが鮮やかに蘇った。
+-+-+-+
イナが壁に絵を掛けている間に、ハナが用意したお茶を持って来た。
テーブルにトレイを置いたハナをじっと見つめるイナ。
その視線が気になり、ハナは首をかしげた。
イナ「ハナも一緒に飲もう」
ハナ「あ…いえ、お二人でどうぞ」
ユニ「どうして?一緒に飲みましょう」
ハナ「ううん、お母さん。私、レポート書かなきゃ」
イナ「・・・。」
ハナ「私、お二人が幸せな時間を過ごされるのが一番嬉しいんです」
イナが俯いた。
イナ「…すまない」
ハナ「え?」
イナ「いや。遅くに…邪魔したからね」
笑顔で部屋に戻るハナを、イナは黙って見送った。
+-+-+-+
今でも恋しさが残ってる
僕の心の奥で大きくなり 溢れてきて
遠ざかっていく後ろ姿が 昨日のことのようで僕を泣かせるんだ
風がしきりに吹いて 昨日見た夢はどこへ行ったんだろう
涼しかった風は冷たくなり
昨日のままの僕は凍えてしまうんだ…
+-+-+-+
イナとユニは、壁に向き合ったソファに座り、並んで絵を眺めていた。
イナ「この絵を初めて描いたときの僕の気持ち…君には想像もつかないだろうね」
ユニ「ありがとう…。全部憶えていてくれて」
イナ「君にもう一度会えたことも、決して忘れないだろう。君が僕のプロポーズを受け入れてくれたことも…忘れられないだろう」
ユニ「?…あなた、今日変だわ」
イナ「…変なことなんてないよ」
イナはユニの手を取り、自分の手で包み込んだ。
イナ「何もないさ…。何も」
やはり今日のイナはどこかおかしかった。
ユニはそんなイナの横顔を黙って見つめる。
彼の心の中で、何かが起きているのだ。
+-+-+-+
ジュンが家に帰ってくると、ダイニングテーブルにヘジョンがいた。
彼女の前には酒が置いてある。
ジュン「母さん」
ヘジョン「ん?違うわよ。そんなに飲んでないわ」
ジュン「・・・。」
ヘジョン「あなたを待ってたのよ」
彼女は手に持ったカードをジュンに差し出した。
ヘジョン「これ、何だか分かる?」
ジュン「・・・。」
ヘジョン「お父さんからの招待状よ」
ジュン「・・・。」
ヘジョン「お母さんね、もうスッキリしたわ。思ったよりいい気分よ」
ジュン「・・・。」
ヘジョン「あ、そうだわ。来週お父さんの誕生日なんだけど、一緒に会わなきゃ。ね?」
ジュン「・・・。」
ヘジョン「最後に、家族水入らずで夕食ぐらいしなきゃ」
ジュン「・・・。」
ヘジョン「時間取ってね」
ヘジョンは大きな溜息をつき、立ち上がった。
歩きながら頭をおさえ、ふらふらと壁に手をつくと、ジュンが慌てて駆け寄ろうとするが、
そのまま一人で歩いて行くヘジョンを、彼は何も出来ずに見送った。
+-+-+-+
イナとユニはスーパーマーケットで一緒に買物をしていた。
イナ「僕の誕生日?」
ユニ「えぇ。来週なんだけど、忘れていたでしょう?」
イナ「結婚式のことで頭が一杯でね。僕は一度に一つのことしか出来ないんだ」
ユニ「結婚の準備をどうしてそんなに急ぐんです?」
イナ「・・・。」
ユニ「もう準備はすっかり出来ているでしょう?」
イナ「心が落ち着かなくてね。自分の誕生日なんて、そんなに祝ったこともないんだ」
ユニ「それでも、私と祝うのは初めてなのに…。ただ友だちと一緒に食事するだけだって、そう思うわけにいきませんか?」
イナ「そうだね。僕が連絡して予約しておくから、君が気を遣うことはないよ」
ユニ「私が…したいんです。上手くは出来ないけど」
イナ「・・・。」
ユニ「私がやりますね。これからは…」
+-+-+-+
ジュンはスタジオで今日もシャッターを切っていた。
ミホを含め、数人のモデルを並べ、新作ファッションの撮影が行われているようだ。
衣装チェンジのため、一旦撮影を止めたジュンにミホが黙って近づいた。
ミホ「・・・。」
ジュン「そんなにじっと見るなって言ったろ。着替えないのか?」
ミホ「今じゃなきゃ話そらしちゃうでしょ」
ミホは後ろを振り返った。
ミホ「時間大丈夫よね?」
スタイリスト「うん、大丈夫。ミホ、あんたは1分あれば十分」
ミホはニヤリと笑い、ジュンに向き直る。
助手「あいつ仕事しに来てるのか?それとも…」
ミホ「!」
助手「(笑顔)仕事しにいらっしゃってるんですよね。もちろん。めちゃくちゃ一生懸命やるタイプじゃないですかぁ」
ミホ「・・・。」
ジュン「今度は何だ?」
ミホ「ふふっ。デート」
ジュン「(溜息)お前、デートがそんなに大事なのか?そうじゃなくても毎日遊んでやって、飯だって一緒に食ってやってるだろ」
ジュンはカメラを手に持ち場に戻った。
ジュン「助手、露出チェック」
助手「さっきやりましたけど?」
ジュン「やり直せ」
助手「はい」
彼の後ろでミホが振り返った。
ミホ「大事よ!」
深刻な口調に皆が一斉にミホを見る。
ジュン「何だ?」
ミホ「デート。大事だって言ってるのよ。ただご飯食べて遊ぶのとは違うの!」
ジュン「・・・。」
ミホ「オッパはあたしのこと妹みたいに思ってるでしょ。あたしはイヤ!」
ジュン「・・・。」
ミホ「子どもの頃からの家族みたいな関係、そんなのイヤよ!」
ジュン「家族なんて…イヤだって?」
ジュンの言葉は驚くほど静かだった。
ミホは黙って頷く。
ジュン「あぁ、分かった。やるよ、デート」
ミホ「ホント?」
ジュン「場所、時間。お前が決めろ」
ミホは歓声を上げて駆け出した。
+-+-+-
ハナは今日もイベント会場で樹木の世話をしていた。
そこへソノから電話が入る。
ソノ「どうしてるんですか?」
ハナ「植物園からソウルに出張に来てるんです」
ソノ「ソウルに?ちょうど良かった?どこですか?僕とお茶する時間あります?」
ハナ「何かあったんですか?」
ソノ「あぁ、何かあったわけじゃないんだけど…今日はそんな気分で。ハナさんの笑顔が見られるといいんだけど」
ハナ「…どうしよう。今日は早く帰ってお母さんの手伝いをしなきゃいけなくって。明日、教授のお誕生日なんです。それで、うちでお祝いすることになって」
ソノ「あぁ。おじさんのお誕生日なんですね」
ハナ「そうだ。もしかしたらソノさんのお父さんもいらっしゃるかも。お友だちもいらっしゃるって聞いたから」
ソノ「あ、そうなんですか?それじゃ、僕も行こうかな。父に付き合うって口実でね」
ハナ「本当に?!約束ですよ」
+-+-+-+
電話の連絡帳を開いたイナの指は、”ジュン”の上で躊躇っていた。
考えた末に、画面を閉じ、携帯をテーブルに置く。
彼は迷っていた。
+-+-+-+
ジュンは撮った写真を壁に貼り、助手と共に選定作業をおこなっていた。
印刷所から上がってきた写真を出そうと助手が机の上のファイルを開くと、挟んであった写真がバラバラと零れ落ちる。
それは、海辺で撮ったハナの「アフロディーテ」の写真だった。
助手「あ、何となく…ついでに選んでただけで」
ジュン「片付けろ」
助手「えぇ。すみません」
写真を拾い集めながら、助手が口を開いた。
助手「室長、ところで…何があったのか僕には分からないけど、室長の写真の中で僕を泣かせるのって、今ハナさんの写真しかないんです」
ジュン「!」
助手「あ、もちろん室長の腕は最高だけど、父の写真を見て泣いたことはあっても、室長の写真を見てないたことはなかったんです」
ジュン「・・・。」
助手「父の写真を見て泣いたのは、上手く撮れてるというより、何て言うか…そのときそのときの事情を知ってたからなんです」
ジュン「・・・。」
助手「例えばね、離婚するしかなかった近所のおじさん夫婦とか、いなくなった子犬の写真とか、生まれて間もない頃に病気で死んだ近所の子の弟とか…」
ジュン「・・・。」
助手「まぁとにかく、これは…(ハナの写真を見つめ)ハナさんが心を痛めてるって、泣きながら現像したんですよ」
ジュン「おい」
助手「?」
ジュン「お前な、この業界で絶対成功しないぞ」
助手「・・・。」
ジュン「・・・。」
助手「室長もそんなに成功したわけじゃないのに(笑)」
ジュン「何だと?!」
#助手頑張れ!もっと果敢に切り込むんだ。
助手「いえ、室長は芸術家だから」
ジュン「・・・。」
助手「片づけます…」
+-+-+-+
一人…
ジュンはテーブルに広げたハナの写真を見つめていた。
レンズを見つめる悲しげな瞳に、彼女の言葉が蘇る。
「このまま…私と家族になってくれませんか?」
「…ごめんなさい」
小さな溜息を漏らすジュン。
そこへメールの着信音が鳴った。
画面を見た彼は立ち上がり、テーブルの写真をゴミ箱に捨てて、スタジオを後にした。
+-+-+-+
料理の準備をしていたユニは、突然部屋の中が暗くなるのを感じ、驚いて顔を上げた。
電気が切れたのかと思いながら、ユニはぎゅっと目を閉じ、もう一度目を開く。
ゆっくりと家の中を見渡してみる。
動いていく視界の中で、電気が点滅しているかのように、暗くなっては明るくなり、何度か繰り返すうちにそれは治まった。
ユニ「!」
ユニは愕然とソファに腰を下ろした。
+-+-+-+
帰宅したハナはキッチンで煮えたぎっている鍋に気づき、慌てて火を止めた。
ハナ「お母さん、どこ行っちゃったんだろう?」
ふと部屋の奥に目をやると、そこにぼんやりと座っている母の姿が見えた。
ハナ「お母さん?」
娘の声に正気を取り戻したユニが慌てて立ち上がった。
ユニ「あぁ、ハナ」
ハナ「?」
ユニ「ごめん。帰ってきたのね」
ハナ「お母さん、何してたの?鍋が煮えてるのにも気づかないなんて」
ユニ「そうよね…。ぼうっとしてたわ」
ハナ「考え事してたの?」
ユニ「ううん。何でもないのよ」
ユニがまだ呆然としたままキッチンに戻ろうとすると、ハナが声を掛けた。
ハナ「待ってて。すぐ着替えて手伝うから」
ユニ「・・・。」
ハナ「お母さん、具合が悪いわけじゃないよね?」
ユニ「うん、そうじゃないの」
+-+-+-+
チャンモとドンウクがユニの家を訪れた。
イナの前で嬉しそうに家を見渡した二人は、奥の壁に掛けてあるユニの絵を見つける。
チャンモ「イナらしいな。まだ持ってたのか」
そう。この絵を他の友人たちに見せまいと、一人奮闘したのはチャンモだ。
+-+-+-+
外のガーデンテーブルでは食事の準備が進んでいた。
ドンウクと一緒に来たソノが手伝う。
ユニ「(ソノに)来てくれてありがとう。ドンウクさんと本当にそっくりだわ」
ソノ「そうですか?似てますか?父とは全然性格が違うって言われるのに、そんなこと初めて聞きました」
ユニ「(笑)似ているわ」
ソノがふっと笑った。
ユニ「こうやってみると表情は違うみたい」
二人はそう言って笑い合い、楽しく準備を続ける。
ハナも嬉しそうに二人を眺めた。
ユニ「うちの娘です。挨拶した?」
ソノ「えぇ。さっきしました」
皿を並べながらハナのそばに近づいたソノは、そっとハナに話しかけた。
ソノ「僕たち、知らない同士だよね?」
ハナ「そうしなきゃ」
こっそり微笑む二人。
ユニ「皆さん出てくるように言おうかしら」
ハナ「私が行ってくるね」
そこへ荷物を抱えたスーツ姿の男性が二人現れて頭を下げた。
テソンの秘書だ。
秘書「ハン・テソン代表からです」
二人は持って来た品物をテーブルの上に置き始める。
ハナ「?」
ユニ「どうなってるの?」
ハナ「あぁ、今日会おうって言うから、誕生パーティするって言ったの」
ソノ「あの人でしょ」
ユニ「テソンを知ってるんですか?」
ソノ「い、いいえ、違うんです」
プレゼントを置くと、秘書は挨拶をして帰っていった。
ユニたちが戸惑いながら礼を言うと、イナが家の中から出て来る。
イナ「それは何です?」
ユニ「ハナの友だちなんですが、今日パーティーをすると聞いて送ってくれたようなんです」
チャンモ「何だよ?ただの先輩じゃないみたいだな。つき合ってるんじゃないのか?」
ハナ「違いますよ!」
秘書たちが坂を下りていくと、入れ違いにジュンが登ってくるのが見えた。
ハナ「!」
急に顔をこわばらせたハナの表情に、ソノもジュンの姿に気づく。
ソノ「ジュン!」
ユニとイナが驚いて顔を上げた。
チャンモとドンウクが彼を歓迎すると、ユニがその後ろで微笑んだ。
ユニ「来てくれたんですね。ありがとう」
ジュン「・・・。」
イナ「(ユニに)君が呼んだんだね」
ユニ「・・・。」
イナ「(ジュンに)来たのか」
ジュン「…家族の集まりでしょう」
顔を曇らせるハナの横顔を、ソノが窺った。
+-+-+-+
食事が始まった。
向きあって座ったジュンとハナに言葉はなく、食事も全く進んでいなかった。
二人が気になり、様子を伺っては俯くイナ。
張り詰めた空気をユニもしきりに気にした。
ソノが気を遣ってジュンに話しかけようとしたとき、チャンモが盛大に声を上げる。
二人の結婚を祝おうと…。
チャンモ「今日はジュンが来てくれて俺も嬉しいぞ」
ドンウク「あぁ、そうだな」
じっと黙っていたジュンは、グラスを持ってふいに立ち上がった。
ジュン「おじさんがそうおっしゃるなら、僕が一言挨拶しなきゃいけませんね。ぜひ言いたいことがあって来たんです」
イナ「・・・。」
ジュンの視線が父に向かった。
ジュン「父さん」
正面で見上げるハナとソノに緊張が走る。
ジュン「結婚…おめでとうございます」
イナ「・・・。」
乾杯の声が上がった。
グラスの酒をぐいっと一口流し込み、ジュンが再び腰を下ろす。
ユニがそっとジュンに声を掛けた。
ユニ「無理に呼んでしまったんじゃないかしら」
ジュン「いえ。むしろ、僕が来て気まずい思いをされたでしょう」
イナが「美味しく食べよう」と静かに場を仕切った。
父を悲しげに見つめたジュンは、そのまま視線を落とす。
+-+-+-+
チャンモたちの昔話が始まった。
チャンモ「昔、イナは本当に善良なヤツだったんだ」
ドンウク「本当にそうだったな」
チャンモ「他の人たちを傷つけないようにってな、ユニさんへの気持ちを表にも出せずに一人で抱え込んでたんだ」
ドンウク「俺のせいだって言いたいのか?」
チャンモ「違うとは言えんな。ははっ」
二人の笑い声が響く。
ジュン「そんなときもあったんですね」
一同「・・・。」
ジュン「他の人のために気持ちを表現することも出来なかった父さん…そんな方だったんですね」
+-+-+-+
食事が進んでいた。
ドンウク「イナ、結婚式はここでやるのか?」
イナ「下にあるイタリアンガーデンでやろうと思って」
ユニ「結婚式っていうよりは…知っている人たちを呼んで、ただ質素にやりたいんです」
チャンモ「それでもウェディングドレスは着なきゃな。楽しみにしてるよ、ユニさん」
何も食べず、じっとジュンの表情を伺っているハナに、
ジュンが自分の前にあった食べ物をつまみ、ハナに差し出した。
ジュン「どうぞ」
ハナ「…自分で食べますから」
ユニとイナが二人の様子をじっと見守った。
ジュンは淡々と他の食べ物をつまみ、ユニに差し出す。
ジュン「これはどうですか?」
ハナ「自分で…取ります」
ジュン「僕が取ってあげちゃダメですか?僕たち…家族になる関係なのに」
ハナ「・・・。」
ドンウク「そうか。二人は兄妹になるんだな」
ハナ「兄妹じゃありません」
ドンウク「ん?」
つい言ってしまい、言葉に詰まるハナ。
ユニが笑って助け舟を出した。
ユニ「ハナは兄弟を知らずに育ったから、なかなか馴染めないかもしれません」
ジュン「僕もそうです」
ソノ「・・・。」
ジュン「(ハナに)自然に付き合ってください。家族は良くて…兄妹はダメなんですか?」
二人の視線が強く絡みあった。
彼の表情には「家族になろう」と言ったハナへの悲しみがにじみ出ていた。
#気持ちは分かるけど、ひたすらハナを虐めてるようでもう見ていられない…。
ドンウク「兄妹もいいもんだ。うちなんて喧嘩しながら育ったからな」
ソノ「父さん…。いいもんだなんて」
ドンウク「ミホが問題児なんだよ。(ジュンに)君の前でミホの悪口言っちゃダメだよな」
ジュン「・・・。」
ソノ「父さん、ジュンはミホに興味ないんですよ」
ドンウク「そうなのか?残念だな。義理の息子になると思ってたのに」
ユニ「そうなんですか」
チャンモがハナと隣のソノを指さした。
チャンモ「それより、二人がよく似合ってると思うけどな」
イナ「やめろよ」
ドンウク「俺は大歓迎だぞ」
ソノ「どうして僕まで…。そんなことないですよ」
チャンモ「そりゃ男友だちくらいいるだろう」
ドンウク「さっき彼氏が贈り物をくれたって言ってたよな」
再びジュンの視線が強くハナに向かった。
ハナ「違いますよ。彼氏じゃないんです」
チャンモ「違うのか?」
ドンウク「それじゃちょうど良かった。うちの息子とどうにか…」
イナ「やめろ。もうやめるんだ」
一同「・・・。」
イナ「もうやめて食事をしよう」
チャンモ「?…どうしたんだよ。怖い顔して」
ドンウク「びっくりするじゃないか」
ジュンが前を向いたまま口を開く。
ジュン「前からそうでした」
チャンモ&ドンウク「?」
ジュン「父さんは…家族の集まりがあまり好きじゃなかった」
イナ「・・・。」
ジュン「いつだって冷淡だったから。この結婚で少しは変わるかと思ったけど…」
俯いて黙りこむイナ。
テーブルが沈黙に包まれた。
+-+-+-+
ここで一旦区切ります。
もう訳してて気まずくて気まずくて…。
こんなふうにわざわざやって来て沈黙させても、自分だって辛いだろうに。
冬ソナでミニョンさんが無理やり同級生たちの楽しい集まりに顔を出して、「なぜチュンサンが死んだと思うんです?」と意味ありげに言って皆を黙らせたシーンがふと蘇った(遠い目
yujinaさんこんばんは。家族になると言ったジュン達の苦悩が痛いほどわかるので、読んでいて、毎回心が痛いです。
返信削除どこまで己を傷つけ、我慢するほど、ハナを想い…
もう翻訳と画像が一体化して脳裏に表れています。最後まで大変とは思いますが翻訳楽しみにしています。
お身体を大切になさって下さいね。
気まずい思いをしながらの訳をありがとうございました!
返信削除本当に、刺々しいセリフで緊張が走る場面でしたもんね。
冬ソナのミニョンさんが同窓会の集まりで意味深発言したの、覚えていますよ。
さすが、同じ監督だけのことはある。こういうシチュエーションが好きなんでしょうねぇ〜。
これから、いっとき、二人だけの幸せなシーンが楽しめるから、どう訳してくださるかも楽しみにしています。特に、緑字のご感想などを。。。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
思い出しました、「冬ソナ」でも気まずいシーンありましたね。
返信削除でもはるかにジュンの方が、言葉がナイフのように切れがいいです(;^_^AさすがどS君。15話はこの気まずい食事シーンが実は好きで、何回もリピってました。何度も自分と一緒に・・と言うジュンに、悲しげにミヤネヨ・・ばっかり繰り返すハナにイラつくせいもあって(;^_^Aほんとにこの回イライラしました。ソノ君の存在がますます大切ですね。ソノ君のクリニックでお仕事したいです~!
おはようございます。
返信削除いつもありがとうございます。今回もほんと胸が痛くてつらいです。。。。
『冬ソナ』…わかりますぅ!わたしも思い出しました。
引き続き楽しみにしてますが、無理なさらないように☆(≧∀≦*)
yujinaさん、連日の翻訳UPありがとうございました♪
返信削除ソノといい、助手くんといい…いい人に囲まれてるな~二人。
ユニの、ドンウク親子がそっくり…の台詞には、
「どこがやねん!」と突っ込んでしまいましたが…
チャンモは、見た目と違って勘がよく気遣いできる人だったのに、
友人の息子に関してはダメみたいですね~(^^)
ジュンとハナのやりとり、彼らの関係を知ってて聴いているイナの心情を思うと、
本当に読んでて辛くなってきました。
後半、ちゅ~までを楽しみにしています!
おはようございます。
返信削除今回のシーンは、言葉はほとんど分からなかったのに
苦しくて、辛くて…見ていられない。と感じていましたが
yujinaさんの訳を見て、より切なさが増しました。
いつもここで復習させて頂いています。ありがとうございます。
yujinaさん
返信削除いつもありがとうございます!
ハナがどれだけ傷ついてるか...
ジュンももがいているか...
なんかhappyにはならないのかな?
助手くん、以外に突っ込んでたんですね
けっこう好きです!
ソノの性格が昔のイナに見えちゃいました
また、よろしくお願いします!
忘れるためには、それしか思いつかなかったんですよね._. 溢れるほどなのにすくいとることもできない、真っ逆さまなところにある愛だもの._.
返信削除おはようございます。
返信削除以前、匿名ではコメさせていただきました。
あらためて、はじめましてリナママと申します。
刹那過ぎて、涙が出てきました
訳の間に入っている、写真も大好きです
これからも、ヨロシクお願いします
ありがとうございます。
Yujina様 いつも楽しみに拝読しています。
返信削除今回は確かに気まずいですね~
ジュンの言葉が本当にナイフのようで…しかもたくさん…
初めから助手くんのつぶやきが結構好きでしたが今回は頑張っていましたね~
ソノと助手くんにかなり救われています。
いつもありがとうございます。
yujinaさんへ♪
返信削除ありがとうございます♪
せつなく‥重く‥
繰り返される‥ミアネ‥ミアネヨ‥
‥苦しい場面が続くなかで~
ハナとソノの会話
「ドンウクさんと本当にそっくりですね!」
えーっ‥ど どこが???
どこが???
こんな会話だったんですね~(*゚ロ゚)
ヘジョンは‥本人?と思うほど似てて~びっくりですけど‥(*^ー^)
助手には~やっぱり、エールを送りたいです!
ありがとうございました!o(^o^)o
yujina様、こんにちは。
返信削除いつもありがとうございます。
本当にこの回は気まずいですね。
言いたいことや言うべきことが言えない
かと思えば、本意ではないことを言ってしまう
見ている者をもどかしく、気まずくさせる
そこが、このドラマの真骨頂なのでしょうね。
ますます目が離せなくなってしまっている
『Love Rain』
それもこれも、yujinaさんの翻訳のおかげ。
日本での放送が待たれる今日この頃です。
それから
インターネットラジオ、楽しく聴かせていただきました。
yujinaさんの勉強法、目からウロコでした。
と同時に、もともと語学のセンスのある方なのだと実感。
私もトライしてみたいと思います。
これからも楽しみにしています♪
長文、失礼いたしました。
yujinaさん、こんにちは(#^.^#)
返信削除私は、この回の最初のシーンのお父さんが「知ってるよ」と答えたあとの
ジュンの表情がたまらないです(=_=)
今回もyujinaさんの翻訳で『あ~、そういう事だったのね?』と
理解できたところが多々あって、助かりました!
ありがとうございます(^0^)/
yujinaさん 翻訳おつかれさまです。
返信削除翻訳を読むたび、うんうんと納得できる事が毎回あります。
これからも楽しみにしてます。
yujinaさん、こんにちは!!^▽^)
返信削除いつも楽しく拝読させて頂いています♪
この回の誕生会シーンは、気まずくて胸が苦しくなりました;;
ジュンの言葉一つ一つが、両刃の刃のようで…
何も知らないドンウク&チャンモ、ユニの言葉が傷つき苦しんでいる者たちの心を逆なでするし…
yujinaさんのおかげで、一段と緊迫感が伝わってきました。ありがとうございました!!
あと2話。
ラストは、ハッピーエンドであって欲しいです。
今回はOSTを聴きながら読ませて頂きました。
返信削除皆さんがおっしゃるとおり、いい感じです(^^)
会食シーン、辛かった~!見ている方もものすごく緊張しました(>_<)
こんにちは…今回は涙なしには読めませんでした(TT)
返信削除親の恋愛のために諦めるなんて!!なんて考えながらハナもジュンも凄く親思いで優しくして、4人が幸せになる方法がないのかしら…(>_<)
ふぅ~溜め息が出てしまいますぅ(- -;)
ジュンが仕事場の机でハナの写真を見ている時にかかっていた曲がものすごく素敵な曲で気になりました!! OSTに入ってない曲だったので~ 残念でした!! 誰の歌なのでしょうね…切ない感じのメロディ~でジュンの表情に合っていましたよね♪
もしかして、その挿入歌は「이정열」さんが歌う♪첫사랑(初恋)♪でしょうか?
削除違っていたらすみません。
サランピはOSTにない曲も、素晴しいですよね(*^.^*)
Takako さん、フラワーさん 안녕하세요 (アンニョンハセヨ)
削除ありがとうございます!!!!
私も ずいぶん前の回から 誰の何という曲か知りたくて
でも、グンソクさんしか、知らないので 探しようがなくて 途方にくれていました。
サランピの曲は 本当に素晴らしくて 同じ曲でも アレンジがまた よくて
OST だけで 泣けてきます。この曲もOST に追加してくれたらいいのになあ~♪
takakoさん、横やり入れるようで失礼いたします。親のためにあきらめた若者二人ですが、ハナは、親思い。でもジュンは、親思いのためではなくあくまでも最愛の人が「自分の母親の幸せを最優先する」と言っているので、断腸の思いで、その考えを尊重してあがいていると思います。結局優しいには違いありませんが。
削除酔っぱらったハナをおぶりながら、ジュンは、いくらハナが母親の幸せを願っても自分は父親の幸せを願う事は出来ないと言っていましたし、父親が結婚を敢行するつもりだと思って、自分があきらめたのは父親のためではなくハナの気持ちを尊重したからだと言っていますよね。
だから、ジュンの辛さもひとしおなんですよね。
みんなで来週ハッピーエンドで完結するように祈りましょう。
15話の翻訳ありがとうございます♪
返信削除とっても分かりやすくて
このブログを読むのが
毎日の楽しみです◎
ユニとイナ…
ハナとジュン…
2組とも幸せに
なれるのでしょうか…
今後のストーリーが
気になって仕方がありません。
ハッピーエンドで
終わってほしいですが
今の段階では結末の想像が
全くつかめませんね…
これからも翻訳が更新
されるのを
楽しみにしています(*^^*)
はじめてコメントします。miniappleといいます。
返信削除ジュンとハナのやり取りが切ないです(+_+)
映像も見ててつらかったですが、翻訳を読むと余計につらさが増します…。
翻訳ありがとうございます。yujinaさんの翻訳でドラマがぐっと身近に感じます!
yujinaさま
返信削除yujinaさんのおかげで、助手君が、ジュンに言っていたことが、ようやく分かりました。撮影のときのジュンの態度はひどかったですよね。
韓流初心者の私は、原点を知らねばと、つい先日「冬のソナタ」を見たばかりだったので、ミニョン氏の場面がすぐに思い浮かびました。
ここの所、ずーっとハナもジュンも泣いているなと思い、早く笑顔が見れる展開にならないかと願っています・・
でも難しいですよね、きっと。
つらい場面が多いので大変と思いますが、楽しみに待っています。
あれ?昨日書いたコメントが消えてる(´;ω;`)
返信削除ともあれ、記事upありがとうございます(^-^)
この辺はずっと息苦しい感じが続いて
話もなかなか進まず、苦しいですね。
ミホがソノと同じく癒しキャラだったり、
癒しキャラのハナの女友達だったりがいたらいいのになあ!
14話のラストで「父だっ!!」ってところを見せたと思ったのに。。。
返信削除ひどくジュンに罵られてるっ>< なんか複雑です…
ソノってほーんといい人!!(´∀`*)
70年代のお父さんとの性格の違いといったらないですね!
ジュンもジュンパパとは全然違うし(#^.^#)
それから、ちょいちょい「冬ソナ」の見え隠れ面白いですね^^
ハナママの目が見えなくなるっていう設定もチュンサンを思い出してしまいます(#^.^#)
でも映像のキレイさはダントツですね\(^o^)/
yujina様
返信削除いつも、ありがとうございます。
このストーリーは本当に辛いですね。
ジュンはハナを見て、心とウラハラの言葉が出てしまうんですよね・・・。
二人の愛は本物だろうし、素敵だけど冷静に見てくると・・・。
二人の幸せを願ってある方には申し訳ないのですが、
あんなに素直で可愛らしいハナちゃんは、心から愛してくれている
テソン先輩と結婚した方が幸せなんじゃないかと・・・。
どうでしょうか?
ランスさん、こんばんわ!
削除>…テソン先輩と結婚した方が幸せなんじゃないかと・・・。どうでしょうか?
さっそくこの問いかけにお邪魔させてもらいました(^^ゞ
私見ですが、もしもハナがテソン先輩と結婚したとしたら、おそらくイナと同じ人生を歩む気がしてなりません。
心にジュンが棲みついてしまっているハナには、たとえ障害があろうが、悲恋な恋であろうが、やはり終着点はジュンの気がします。(ジュンも同様です)
親同士が離れられないように子供達もそんなところは遺伝してるんでしょうか →ܫ←
直球のヘジョンのような人がある意味、正直者がバカをみる…って感じなのが切ないですね。
これからどう話が展開していくのか目が離せません!
支離滅裂な文章でミアネヨ~~(≧∇≦)
俺と行けるところまで行こう…(言われてみたい\(//∇//)\) やっと一歩前へ進もうというのに。
返信削除私と家族になってください…って、残酷ですね。
この物語の中ではやはり唄が成す意味が後からジワジワきますよね。唄の意味がわかると、行間をより感じるというか…。
ほんとうにありがたいです。
OST2がでそうですね。
それは兎も角、Yujinaさんに同感!
助手くん頑張れ〜!
ジュンの気持ちを後押しして欲しい!
後半も楽しみにしてます♡ m(_ _)m
ありがとうございます!!
返信削除ジュンが「このまま先、行けるところまで行ってみないか?」と言って、
ハナから「ごめんなさい」と言う言葉がかえってきて、ジュンが悲しむ
姿を見て、私まで胸が痛み、涙が出できました゚(゚´Д`゚)゚
でも、ハナの母(ユニ)の幸せを叶えさせるため
ハナは、辛いのを隠して、母とソ教授などの前では、
頑張って笑顔でいようとしているハナにとても感動しました。
15話.vol2とても楽しみにしています。あまり無理せずに、
頑張ってくださいね。yujinaさんは、韓国語が分かって、いいなぁ。
私も今、韓国語の勉強中です!!私も頑張ります^^